持病┊バセドウ病
こんにちは。のいです。
発症歴順に自分に出た症状やその時の心情等を記していこうと思います。
まず1つ目はバセドウ病です。
❏ バセドウ病とは
みなさんは甲状腺の機能をご存知でしょうか?
首元にある蝶々のような形をした甲状腺は、ホルモンを分泌しており、全身の新陳代謝を促す作用があります。
恥ずかしながらわたしはこの病気になるまで、甲状腺という臓器がある事を知りませんでした。笑
バセドウ病を公表している著名人もいらっしゃいます。
・歌手┊絢香さん
・サッカー選手┊本田圭佑さん
・水泳選手┊星奈津美さん
etc...
❏ 発症した頃のお話
もう15年以上前になります。
当時中学2年生だったわたしは夏の暑い日の部活動中、貧血を起こし倒れました。
元々低血圧で朝は起きられず、貧血で具合が悪くなる事が多々ありました。
しかし病院に行ったところ、血液検査からバセドウ病である事がわかりました。
思春期なので悩むのは当たり前ですが、勉強に部活に友人関係に、今思えばたくさん抱えていたなぁと思います。
人一倍涙脆くて、ガラスのハートを持つわたしには結構グサグサ心に刺さる事もありました。
バセドウ病になりやすい体質の人が、過度なストレスや過労によって発症するケースが多いようです。
知らず知らずのうちにストレスが蓄積され、発症に至ったのかもしれません。
❏ わたしの症状
バセドウ病の症状として現れたのは以下の7つです。
︎︎▪︎ 多汗症
代謝が良くなりすぎる病気なので、夏場は本当に地獄です。
尋常じゃないくらい汗をかきます。
今年こそ溶ける。と言いながら毎年なんとか乗り切っています。笑
あとは冬場でも手汗がひどい事が悩みです。
紙に字を書いていると汗でひっつくし、紙が湿って書きづらくなるし。
緊張するとすぐに手汗が出るので、恋人と手を繋ぐ時、汗ばんでると思われてないか不安になった思い出もあります。笑
▪︎ 動悸
ベッドで横になっている時等、完全にリラックスした状態でも心臓がバクバクと音を立てます。
「バセドウ病ってどんな病気?」と聞かれた時によく説明として用いるのですが、普通に生活していても常に走っているような感覚で疲れやすいです。
▪︎ 手の震え
診察の時には、両手を前に伸ばして指先が震えていないかを確認します。
個人的には足にも症状が出る事があり、震えるまではいきませんが、力が入らず座り込む事がたまにあります。
これはただの貧血かもしれませんが、、、
▪︎ 爪剥離
数値がボーンと上がった時に、爪と爪床の間がはがれる症状が出た事があります。
爪自体も薄く、柔らかくなる印象です。
割れやすいのでトップコートで補強して対策しています。
▪︎ 体重減少
バセドウの体重減少は常にカロリーを消費するので、食べても食べても身にならないのが特徴です。
羨ましいと思われがちですが、わたしは病的な痩せ方をしているのでずっとコンプレックスでした。
やはりガリガリだと女性としての魅力も減ってしまいますよね、、、
▪︎ 甲状腺の腫れ
見るからに喉の辺りがボコっと腫れる事があります。
腫れが落ち着いている時も常に首元の圧迫感があるのですが、腫れている時はさらに強いです。
▪︎ 脱毛
この病気を発症して1年くらい経った頃から頭のてっぺんがなんか薄いなぁ、と感じていました。
ここまではバセドウ病の症状だったのかな、と。
しかしわたしの場合、後々脱毛が一気に悪化します。
発症した時期が少し異なるので、正直バセドウ病が原因なのか定かではありません。
こちらについては持病┊びまん性脱毛症の記事に記載する予定です。
❏ わたしの治療法
バセドウ病には大きく分けて3つの治療法があります。
・薬物療法
・アイソトープ治療(放射性ヨウ素内用療法)
・手術
それぞれメリット、デメリットがあるため、よく考えて自分に合った方法を選定します。
わたしの治療法は数ヶ月に1回血液検査を行い、数値に合わせて薬を処方してもらう薬物療法です。
初めは近所の病院に通っていましたが、今は県唯一の甲状腺専門の先生がいる大きな病院に通っており、薬の量を調整してもらっています。
15年以上も治療を続けていますが、たまにストレスや環境の変化によって数値が上がるので、なかなかやめられません。
手術も考えたりするのですが、一度甲状腺を摘出してしまうと、逆にホルモンが低下してしまう橋本病になるリスクがあるのでなかなか一歩が踏み出せず、、、
今後の数値次第で先生と話し合って決めていこうと思います。