2日目 ミライトレイン
お疲れ様です。
合同ライブに向けてPoppin'partyにやってほしい曲を書き散らすnote2日目です
1日目はこちら
1日目の「前へススメ!」でも述べたとおり、僕が今回のPoppin'partyに歌って欲しいのは「Poppin'partyの歴史を感じさせる、未来について歌った曲」です。
その考えで行くと、やはり「ミライトレイン」という曲は外せないです。
まず名前にミライって書いてありますし。
前回の記事で書いたとおり、前へススメ!がアニメ版Poppin'partyの原点だとすれば、ミライトレインはアニメ版Poppin'partyが辿り着いた一つの着地点だと思います。
ミライトレインの歌詞からは、Poppin'partyの5人がこれまで歩んできた長い道のりを振り返り、この先も5人で未来に進んでいこうという意思を感じます。
言わずもがな、歌詞では“未来”を語っているのです。
「列車は必ず次の駅へ」
これは劇場版少女⭐︎歌劇レヴュースタァライトにおけるセリフですが、未来行きの列車に乗り込んだPoppin'partyにも同じことが言えると思います。
Poppin'partyはこれから先も次の駅に進み続けるのです。
その途中で「標識の無い迷いの道」に入ったり、「ためらいだとか、不安だとか、挫折だとか、焦燥感だとか」で立ち止まったりすることもあると思います。
それでもこのPoppin'partyの10人なら、いつか約束の場所に辿り着ける。
そんな永遠の歌が「ミライトレイン」なんだと思います。
しかし、Poppin'partyを中心に描いてきたアニメBanG Dream!はここで一度区切りを迎えています。
また、ミライトレインが披露された武道館ライブの前日、香澄は生活やバンド活動において追いかけていた「星の鼓動」という抽象的な概念に対して「みんな」だったという一応の結論を出しています。
Poppin'partyというバンドの“歴史”のなかで「ミライトレイン」という曲は、これからも続いていくPoppin'partyの物語を予感させると同時に、歩んできた歴史を語る上でも欠かせない曲です。
例えるならミライトレインはPoppin'partyにおける関ヶ原なのです。
そういえば最近のガルパでも、ちょっと性的なバンドメンバーのカードイラストが公開されていたりしますよね。今は江っ戸時代なのです。
前回も書きましたが、MyGOはまだ未来を見て何かを歌うことが難しい段階にあると思っています。
ミライトレインの歌詞はそんなMyGOの「これから」に一筋の光を与えられる強い覚悟と、「これまで」のMyGOが歩んできた道を認めてくれる温かさがあります。
いつのだったか忘れちゃったんですけど、バンドリTVの中で伊藤彩沙さんが合同ライブでのPoppin'partyを「大人な感じ」と形容していました。
「大人っぽい」という形容からは色々なことが想像できますが、僕がPoppin'partyに期待する「大人っぽさ」は後輩の悩みや焦りを受け止める包容力と、そんな後輩の背中をそっと押してあげる優しさです。
ミライトレインは向ける相手をMyGOに設定した際にバンドリの歴史を見せる楽曲としても、先輩として大人なPoppin'partyを見せる楽曲としても、未来を語る楽曲としても、上手く機能してくれるのでは無いでしょうか。
Poppin'party最高
小日向美香さんと結婚しました。