断捨離と収納
昨年末から、モノを捨てている。
今日で4回目くらい。
たかが6畳の部屋なのに、なぜそんなに捨てるものがあるのか?と、自分でも不思議なくらいで、整理整頓ができない代わりに、無理くりに詰めているのが原因らしい。押し入れがないのも原因で、床から積み上げては、空いているスペースに入れたりもしている。
実家からある程度、自分の所有物を持ってきてしまっているのも原因だが、多くの不要物は小物の類、カバンや衣服。
特に衣服は、未だに持たされもするので、不要に溜まっていくので、衣装ケースからあふれている始末。
どうしても捨てられないものがあり、一つは書類関係で、段ボール3箱ほどある。二つ目は、古本の類と趣味的な収集物。
書類関係は、年末や数年単位で捨ててはいるが、平均的な量で収まる。
古本に関しては、値がつけられない技術本だったりするわけで、既に不要ならば捨てるべきなのだが、捨ててしまうと、当時の辛苦を共にした証拠物をなくして、自己否定するようで捨てられない。
趣味的なモノとすれば、学生の頃にコピーしたカセット、CD、切符、写真である。こちらもどうにも捨てられない。
それでも、今回の掃除で、朽ちかけたカラーボックスや100均で変える小物ボックスを数個廃棄することができたので、その分のスペース確保ができ、床から棚に昇格した物品が増えたw。
断捨離する前に、必要物をどう納めるかが自分の課題というのをいまさらながら認識。
まず、押し入れがない為、組み立て式の棚に収めるのだが、いつでも引っ越しできるように段ボールのままにしている。
これはこれで重宝しているのだが、問題は、小物や衣装などを収めるボックス製品が均一化されてないということ。
その為、バラック小屋のような積み立て様相となっており、スペースを無駄に使ってしまっている事かと。
これから引っ越しや部屋整理をするならば、家具の収納の統一購入は必要かと。
また、折角断捨離したものの、趣味欲などによる消費で、長期的不要物があふれるのを防ぐ必要もある。
自分の場合、本なのだが、20代30代前半で、仕事において本を探す事にとても苦労したことがある。
今のようにネットで情報を簡単に探せる時代でもなく、狭義な技術だと、都心の大きな書店に行かねば売ってないケースもある。最初から書籍名がわかっていれば、取り寄せてもらえるが、そうでない場合、探さねばならないのだ。
また、本は売れないとなると、早々に廃刊されてしまう。
何度となく欲しい本が売ってないという事があり、思い立ったら今熟読せずとも購入しておくという失態による判断が働いてもいる。
かくして6畳部屋に押し入れ分2畳に、書籍と机や機器で1畳半分。
有効スペースが3畳半となるが、布団を引けば残1畳半ということになるが、会社からのカバンやちょっとしたものを置いたり洗濯物もあったりとで、歩くスペースなどほぼない。
家具屋にホームページには、狭小部屋での快適生活の例を載せている所があるが、本当にそれだけで生活できるのか?と不思議に思うばかりである。
一つは、押し入れが見当たらない。
二つ目は、大きなベッドに、下に収納ケースがついており、それ以外の家具はドレッサーにTV台だけというもの。
多分、学生ならこれで済むはずだが、社会人だとまず無理。
社会人の場合、衣類は私服にスーツがプラスされる。
この時点で衣装スペースが増える。
現実、私の部屋も私服とは別にスーツの類が占拠している。
また、昨今の在宅勤務を考慮すれば、執務スペースが必要にもなる。この点、職種柄執務兼用で机を使えばいいのだが、人を呼べるような部屋にはならなくなるのが致命的である。
まあ、広い部屋に移ればいいのだが、金額を考えるとそうもいかないのが現実だ。
今回の掃除で自己認識できたことは、
1.同じ収納ボックスで統一性を図る
これはデザインや見た目ではなく、保管する為の収納性。
2.押し入れやクローゼットのある部屋が望ましい
特に学生のように4年間という決まった定住ではなく、不確定定住の場合、どう生活スタイルが変わっていくか予測し辛くもなる為、収納場所が最初からある所が望ましい
3.カラーボックスや、上蓋の箱はやめ、引き出し型でまとめる
まず、カラーボックスは朽ちるし、最初から大きさが決まっている為、分断格納ができなくなる。小さくてもいいので、縦に積み上げたり横に並べたりと出来るものが好ましい。
引き出し型も、積み上げていった場合、取り出しが容易でもある。