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ONE PIECEと私

 今日はどうでもいい話。
 ふと思いだしたので、その話。
 何の話かというと、漫画のONE PIECEと自分との話。

1.出会い

 漫画は子供の頃から見てましたが、大学に入ってから社会人5年目くらいまで全く読んでなかったと思います。
 高校生の頃は、週刊ジャンプを3年間溜めてました。
 まとめ売りすると相応の値段で買い取ってくれるという噂を聞いていたので、押し入れに3年間。。。
 しかし、買い取ってくれる店は無し。
 結構な量を親に怒られて廃品回収で廃棄しました。80年代です。
 
 さて、それから社会人になり、毎日忙しく、漫画雑誌を読む暇もありませんでした。
 というか、それくらいの時間があっても、駅前の小さな書店では、あっという間に売り切れますし、コンビニも1軒ありましたが、某大手メーカーのお膝元と言う町でもあったので、夜に雑誌は売り切れてしまうのです。
 廃品回収の1件もあるので、雑誌も本も買う事はありませんでした。
 
 そして、ある時都心に近い場所に転勤。
 ここで、しばらくの後、近くのそば屋で昼食をとる日が続きまして、そこで久しぶりに週刊ジャンプに会い、ONE PIECEに出会ったわけです。
 確か、当時は、ウソップが初登場の回でしたので、既に始まっていたわけです。

2.再開

 そして、半年か1年くらいですかね。
 毎日そば屋に通う事はなかったのですが、結構人が入れる店で、ほぼ昼は、転勤した支社の社員ばかりで埋まる店でして、ほぼ最初にジャンプを手にする事ができてはいました。
 その後、その会社を辞め、3,4年は見る事も無し。
 
 ある会社に転職し、3か月後には、別の土地に強制移住と言う形でウイークリーに入れられました。 
 面接当初、移住必要な場合相談してほしいとあれだけ言ったのに、、、、。
 2重生活を3ヵ月して、退職し実家に戻りました。
 
 その生活の間、土日が休みなのですが、仕事柄客先で仕事というわけでしたが、土日は客先で仕事ができないので、会社で仕事。
 実家に戻る事もできましたが、都内を横断する形でしたので、面倒でもあり、結局会社に行って、ウイークリーに戻るという生活でした。
 
 ウイークリーにはネット環境がなく、スマフォもない時代。
 ルーターも貸し出してくれなかったので、メール見るのも会社に行く必要があったのです。
 当然、こういう会社、退職の翌年にどこかの会社に救ってもらって潰れました。
 
 そんな寂しい夜を過ごすのに、町を少し歩いたら、古本屋が。
 ほぼ3日ごとに通ってました。
 そして、ここで改めて昔を思い出し、ONE PIECEの単行本を数冊ずつ買っては読んで寝るという生活をしてました。
 買った本は、15冊はあったかも。全て実家に持ち帰りました。

3.購読

 当時、2004年頃だったと思います。
 それから2020年頃まで単行本購読をするようになってました。
 古本は、当時の最新刊まで買ってしまっていたかと記憶してます。
 実家近くに古本屋はなかったですから。

4.今

 で、今どうしているかというと、卒ONEしちゃいました。
 さすがに、長すぎ。
 読むのが疲れもしてきましたし、一向に話が進まないという感じで。
 
 そんな話しです。
 
 今でこそ見なくなりましたが、あの当時。
 ウイークリーに強制移住させられた2003年頃。
 ネット時代であるのに、ネットが使えず、常駐先近くだからか、毎晩0時廻って最終バスで帰宅。
 土日も実家に戻れず、都内の会社で仕事。
 そんな寂しく、納得いかない生活の中、ONE PIECEに支えてもらった話です。

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れいし(ある50代が日々思う事)
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。