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友達100人作ろうとした矢先

 名刺の整理をしてたら、その場で交換しただけで、顔すら知らない人が多すぎて、なぜか子供の頃まで遡って、思い出して人がいます。

 小学校入学のきめ言葉。
 「友達100人作るんだ」。
 なんだかんだで、寒村でない限り、100人とまで言わずとも6年間ですから、相応の子と遊んだり、話すようにはなります。

 そんな出だしの一年生。
 席順が何かは忘れましたが、窓側の一番前でした。
 ですので、見渡そうとしても黒板と先生の机と隣の席の子だけ。
 当時のクラスメートは、今では数名しか覚えてません。

 ほとんどの席は男女でしたが、私の席は男男。
 だからか、話やすかったろうと思われがちですが、隣の子は自閉症のような子でした。
 4・5年生にもなれば、そういう子なんだということは、はっきりと理解できますが、当時は、ちょっと変わった子というより、なんか変な子という感じで、こちらがどうしてよいかわからず、なんともはっきりしない一年生時代を過ごしたようです。
 結局、1学期で隣学区に引っ越しをしたようで、1週間ほど来ないなあと思ったら、先生が後から引っ越したと振ってきて、それもなんだかなあと。

 しょっぱなから、どうしてよいかわからぬ学校生活。
 その後も腐れ縁なのか、いやな生徒の近くにいることとなり、3年生頃までは、ほぼ記憶がありません。
 やっと、4年生で伸ばしてくれる熱心な先生に巡り合い、周りも声かけてくれるクラスメートに恵まれてきた小学校生活でした。

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れいし(ある50代が日々思う事)
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