ベンチャーの行動指針(社訓)て、やたらに採用がらみの制約だらけの、変に自分(経営者)をガードする内容ばかりで、稼ぐための経営指針がなくないか?
つまるところ、子供じみた共感を求める要望が多くないか?ってこと。
採用サイトにおいて、ブラック企業たらしめる口上がある。
例えば、アットホーム、若手活躍、幹部候補、頑張り次第で〇〇円というものだ。
別にそれはそれで良いし、「おおっ」と思えるコピーであるが、そのコピーに具体性の記載はない。
アットホーム
会社がアットホームだと何かいい事あるのか?。
会社は、家か?。和気あいあいで金稼げるほど、楽なのか?。楽ならなぜ非上場なのか?。どんな儲けのからくりだ?。
若手活躍
どう活躍しているのか?。
中年は活躍できんのか?。
若年層だらけで、長く働けない?。
幹部候補
幹部候補でないのはどういうケースか?。
幹部って、お宅の幹部はどのレベル?。
いつになったら幹部になれるの?。
そんな程度で幹部になれるの?。
てか、候補だよね・・・(物は言いよう)。
そんな感じを得ます。
さて、そんなコピーとは別に、先日の「自責」の如く、ベンチャー企業の採用に関する内容においても、どこか気味の悪い印象を受けてます。
欲しい人材条件において、求めるキャリアやスキルを記載するのは当然です。そして追加諸条件として、運転が必要であれば、運転免許必須の記載や、最近では喫煙者不採用の企業もありますので、こういった事前条件は、大手中小問わずに事前に記載しておいてほしいものです(わざわざ半休使って行ってみれば、面接時に言われて遺憾に思うことがあり、時間の無駄です)。
こういった前提条件とは別に、良くてホームページに記載があればよいのですが、全くなく、投稿動画サイトやインタビュー記事で経営者が、不採用条件等を述べているのを、後から見かける事があります。
先日の「自責」の件にもなりますが、ベンチャー企業は、動画等でカリスマ化する事で、自身をブランド化した広告役として経営の先導をしている事にもなりますが、とにかく制約が多いと感じる会社があります。
会社は経営者のものですから、自身の理想集団を作る事は、当たり前と思います。例えば、先に喫煙の話をしましたが、サービス業主体であれば嫌煙者のお客様の事を考えて禁煙者は採用しないという事です。
しかし、ここで言いたいのは、果たして経営理念としてマッチしたものなのですか?ということであり、「それって、あなた独自の好き嫌いの意思でしょ」と。
経営する以上、売上を上げて、利益を得、税金を納めなければなりません。これが経営の根幹です。
その点踏まえた共感を感じえない社訓というか理念を掲げているように感じ、まるで子供の場所争いや遊び仲間集めにしか思えないのです。
売上を既存業界企業よりも上げているベンチャーやIT系企業は多いでしょう。
ですが、銀行などからの借り入れも多くしているはず。
結果として、「年商〇〇億」と掲げても、実質利益とキャッシュがどれほどなのか?というのが見栄ない為、余計に懐疑的に感じるのです。
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。