ka0s treasure series 3 レポ (2023/05/20)
1. はじめに
2023年5月20日に行われたka0s treasure series 3のレポです.ka0s touramentに関しては前の記事を参照のこと.
今回の参加者は全部で84人.Mox Mastersと同じく1戦あたり90分の時間制限.5回戦の戦績で上位16名がシングルエリミに進みます.通常の二構の大会やMox Mastersと同じでIDがありなのが神決などの日本の大会との最も大きな差異でしょうか.
最終結果は2勝3敗0引き分けの10ポイント.通常10ポイントはほぼほぼ残れないのですが,偶然が重なって10ポイントでもTOP16に入れるように.しかしそれでもオポ差でTOP16を逃してしまったので悔しいですね.学びも多かったので次回頑張ります.
2. 使用デッキ
いつもの通りRoundabout ハパチラ.
…… 敗者に何かを語る権利はない……すべて消えゆくさだめなのさ~♪
……と言って終わりにしてしまっては勿体ないのでこの大会に向けて調整したところを紹介します.
2.1 新規採用カード
≪自然の化身/Wild Shape≫
これが,現環境ハパチラの最強限界燻し銀カードだ!!!!!!
(1) 呪禁1/3海亀
・ピン除去を避けられる.除去が濃くなってきている現環境では最重要の選択肢.
・圧倒的な波は避けられないので注意が必要だ.
(2) 到達1/5蜘蛛
・もともとの能力は残るので飛んでいる衆,なかんずくクラム・マルコム・ティヴィットを接死トークンで処せる.なんなら前者2体はマナクリでふんわりキャッチできるようになる.優秀な生徒諸君はハパチラを安易に殴らないのが身のためだろう.いいね?
・ヨーグモスのドローが最大+4枚される.
・守れるのは1体のみだが全体火力や全体マイナスにも耐性(4点allまでなら耐える).
(3) トランプル3/3象
・ハパチラのアタックをチャンプされなくなる.
・Elephant Graveyardで再生出来るようになる.
(4) 全般
・能力は追加されるだけで消えないがクリーチャータイプは書き換えられるので,ヨーグモスのプロテクション(人間)に自分自身の起動型能力がひっかからなくなります.自家発電をすることで更にドローを加速,しよう!
無駄になる能力がない.フォーゴトンレルムは最強のエキスパンションです.これまで顧みられてこなかったのは,基本帳で良いというのと打ち消しの方がケアする必要性が高かったため.しかしながら今の海外環境だと対生物打ち消しよりも寧ろ除去の方をケアしたほうがいいというのをハパチラ鯖の某水男から聞いた+実際前回のMox Mastersも周りの除去はかなり多めだと感じたため,採用に至りました.また,今の型のようにGrindyな択を多めに採用するのであれば,アド源から墓地回収まで辿り着き復帰することを見越して打ち消しよりも追放除去をケアするべきというのは確かにその通り.
≪タミヨウの保管≫等の他の呪禁付与系呪文と比較すると全体破壊耐性の無いところが気になりますが,守りにも攻めにも使用できる点や相手の手に何も無かった場合にも無駄にならない点など多くの場面で他の呪文を上回っています.また,耐性を付与したいタイミングの殆どが自分のメイン(なぜならばヨーグモスを出すのは殆どの場合自分のメインだから)であり,それ以外でも相手のエンドフェイズ(召喚の調べ)など相手からするとインスタントしか打てないタイミングです.インスタントの全体破壊の採用は殆どなく,全体火力か全体バウンス.前者はタフ5あればほぼ問題なく後者にはどのみち対応出来ないので破壊不能の有無はほぼ気にしなくていいですね.
イラストもいい
≪森の教示者≫
preヨーグモスのオープンリーチというよりはpostヨーグモスで重要なサーチ.計算したら1枚足りなかったので追加採用.≪完全化の杖≫や≪グリッサ・サンスレイヤー≫を採用することで直ぐに引き込める状況も増えたので考慮に値するレベルになった.
2.2 不採用カード
≪凶暴な召喚/Savage Summoning≫
対カウンターカードの枚数が足りていたので優先順位の低い方から抜いた形.もっと枚数が必要な環境になったら入れようかなと思います.特ににとりさんが採用されているってことはパワーナインの環境推して知るべしなので復活予定.
≪全軍突撃/Pile On≫
パイルダー・オン!カッコいいが色拘束の緩い≪致命的な策略≫ではなかった……ドローの質を良くしても実際にドローできないと何の意味もないですね.当然っちゃあ当然の帰結.そもそもパイルダー・オンってのが古い.時代はシュート・イン!ダイザー・ゴー!!
2.3 その他
今回はいつも以上にLEDあって良かったなと思える場面が多かったです.ハパチラでは必須カードと言って良いでしょう(適当).
3. レポ
3.1 Round 1 〇ティヴィット → ハパチラ → ウィノータ → タヤム
うーんこの…… とりあえずわいの知り合いのレン零使いが1勝してました.
2番手でしたが5枚スタートの結構厳しい手札.それでもなんとか勝ちに行ける手札には仕上げましたが,まあ色々とあって1個前のティヴィットに抜かれる形に.このティヴィットの方が今回の優勝者でした.(T4キルだったかな)
3.2 Round 2 TnT→〇Blue Farm→ハパチラ→ウィノータ
Blue FarmのT1リス研で風呂か?に対してウィノータが同迷宮の霊魂としたためギリ勝負になるかなと一瞬思いましたが,結局霊魂がいても1周でどんどん引くから全然駄目でした.リフトやら沈黙やらが飛び交って少し長引きましたが,T5にブリーチでgg.
最後の場面でTnTもいるからと思って一拍置いたのが敗着で,選別行くべきでしたね……
3.3 Round 3 Blue Farm → 〇ハパチラ → イェヴァ → オズワルド
Blue Farmがマナジャブティムナレモラの手っぽかったのでT3にヨーグモスを突っ込んで勝ち.オズワルドは4枚スタートでかなり厳しかったっぽいですし,イェヴァは速攻で決めに行くデッキでもないのでタイミングが良かったですね.連敗が止まって少し自信を取り戻しました.
3.4 Round 4 新アトラクサA→ハパチラ→〇新オブ→新アB
(T2)にオブがアAに除去られ,(T3)にアAの食物連鎖がアBのカウンターで止められ,(同T3)にアBのThoracleを僕の忍耐で止め,流石にもう妨害ないだろと(T4)メインにsmog入ったが新オブがsmogするたびに捲っていくのを見落としていてお祈りするもDBFを捲られて(同T4)にハンドから例のエンチャを置かれ無限に入られてgg
オブの能力を見落としていたのが敗着……素直にヨーグモスの方に入ればまだワンチャンありましたね.これは悔しい.
Round 3と4は運営に映像を投げているのでもしかしたらYoutubeで観れるようになるカモ……? 乞うご期待!ダメならホイさんに投げてコラボ動画という事にしてうpしてもらおう.
実はこの時点で次勝っても10ポイントはほぼ目無しだったのだが,にじまる先生の励ましにより「まあやってみるか……」とR5に残ることを決意.実際最後はオポ差決着だったのでわからないものですね.dropする人もいるかもしれんし10ポイントまで行くのであれば1%の望みに賭けたほうが良い……カモ?
3.5 Round 5 〇ハパチラ→腹フブ→5cオムナス→5cシッセイ
綺麗に勝てた……
対話拒否含めて2バックのT3キル.やはり対話拒否カードが板.グリッドは入れ得.次のターンがあったら腹フブが勝ってたらしいからギリギリでした.
最終戦績は23位.海外の大会としては最高記録を更新できて良かったです.最近負けがこんでおちこんでいたので,これで少しはにじまる先生やホイさんに顔向けできるかもなと思えました.
4. おちまい
次の大会はまのさんの杯.がんばるど〜!
しかしこれをうpしたときには既に大会は終わっているという……
また別でレポ書きます!
了
<1つ前の記事>
<ハパチラに関する記事まとめ>