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夏とのはじまり

2020.08.01

夏でした。

夏は、身体が蝕まれるので本当はとっても苦手なんですが、ダラダラ汗かいて、生命の危機を感じるぐらいクラクラして、ああ生きてるなあって。冷えた部屋で休んでも火照り止まない怠い身体と、日焼けでジンジンする肌が疎ましくも愛しい。

PCとスマホからは伝わらない世界。

そこには温度があって音があって、五感が総動員していて。暑いししんどいし面倒な世界だけど、誰の口元も読み取れない不安で不便な世界だけど、それでもそれが私にも現実で日常で生活だったらいいなあと、祈るように。


夏は変わらず夏だった。それだけで過剰に悲観的になる必要もなくなって、ちゃんと夏を愛せる気がしました。