韓国語「万年初級」を卒業したい(2)オンラインレッスンをはじめた話
短期集中講座を受講して、「話す」「伝える」という訓練が圧倒的に足りない、という自分の弱点がはっきり分かりました。初級から中級レベルに進むためにTOPIK 1を受験すると決めたものの、効率よく進める方法は無いか考え始めました。
知識があっても「話せない」
韓国語を一番最初に学習したのは大学3回生の時です。第三外国語として韓国語の授業を1年履修しましたが、授業では文法と語彙が中心で、会話はほとんどありませんでした。そのため、話せるのは海外旅行で使う程度の決められたフレーズのみ。文字の読み書きは多少できて、あらかじめ用意した文は読めても、それに対する質問には答えられない。
1月の短期集中講座で自分のレベルを改めて認識し、私に必要なのはアウトプットなんだ、ということにやっと気づきました。
独学だけだと知識はつくけれど、自分の作文や発言を添削、訂正してもらう機会がありません。特に検定試験では、マークシート四択なので,、内容理解が不十分でも正解がわかったりします(笑)。試験には合格できても実際には話せないギャップが生まれるのはこの辺りが原因なのかも。
韓国語を話せて教えてくれるような友人は周りにいないし、独学で伸び悩んでるなら、テキスト学習では限界がある。きちんと先生について習う必要があるな、と考え、レッスンを探し始めました。
どの形態の授業を選ぶか
在宅勤務が続いていること、家のこと、子どものことで時間的に制約があることから、オンラインで受けられる講座や教室を中心に探しました。コロナ禍で多くの教室でオンラインの授業を用意していること、対面授業だとマスクをしないといけない、という状況もあり、何が何でもリアルで通学しないと、とは思いませんでした。
twitterやブログなどでオンライン授業を受けている方の情報を調べて、在韓大学附属の語学堂のクラス、東京にある韓国語教室、大阪にある韓国語教室のページなどを色々覗いてみました。
・語学堂は授業時間の割に費用が手頃で実力がつきそう。でも週3以上で拘束時間が長く宿題も多そう。
・韓国語教室はスカイプ授業もあるがマンツーマンだと1時間あたりのコストが高い。
・通信添削や動画配信だと先生から直接指導を受ける機会が少ないので、自分のニーズに合わない。
ただ、教室を探す上でネックになっていることがありました。初級レベルといってもわかる文法もそこそこあり、グループレッスンや定型レッスンでカリキュラムに縛られて学ぶのには抵抗があったのです。 ところどころ身についていない部分を中心に、効率よく学びたいというぜいたくな悩みがありました。
マンツーマンで自分のペースで学べるレッスンを探すしかない。
色々考えて、友人が何人か受講していたスカイプ授業が受けられるカフェトークを試してみることにしました。単発でレッスンを入れられるので時間の融通がきくこと、ネイティブに習うマンツーマンレッスンとしてはコストパフォーマンスがとても良いです。
特に私は毎週決まった時間にレッスンを受けられる保証がないので、臨機応変にスケジュールを組める点がメリットでした。
デメリットといえば、韓国語の先生もかなり多種多様で、先生のスキルや値段もバラバラなこと。自分に合う先生、会うレッスンを見つけるまでは、レビューや経歴などを参考にしながら、いろんな先生のレッスンを試してみました。
自分用のポイントで子どものレッスンを受講することもできるので、定期的に子どもの英会話レッスンなども入れたいのですが、お子たちのほうが忙しくてなかなか時間がとれません。(残念)
結果的に、カフェトークのレッスンで良い先生方と出会うことができたので、現在も継続して受講しています。オンラインレッスンと並行して、TOPIKのテキストを進めたり過去問を解くなどして、試験に向けて取り組むことにしました。
つづく