韓国語「万年初級」を卒業したい(1)3度めの韓国語学習をはじめた話
韓国語を学習していても、万年初級、中級になかなか進めない、「中級レベルです」と胸を張って言えない、という方はなかなかに多いようです。もちろん私もその一人。
長年(勉強していない期間ももちろん長いけど)韓国語に触れているのに、全然上達しない、初級のまま時間だけが過ぎているのをどうにかしたいと思って、2021年1月から本格的に学習を再開しました。
韓国語を学ぶのは、大学時代、ハン検4級を取得した時に続き、3度目です。再開にあたり、学習の記録を書いてみようと思います。
初級かどうかも怪しい語彙力
「初級を脱したい!」と思ったきっかけは、1月に受けた韓国語オンラインの短期集中講座。
twitterなどでよく知られているミリネ韓国語学院のオンライン集中講座「初中級編」を受講しました。1日2時間x3日間、生徒さんは私を含めて4~5名。初級の文法や単語はおさえてある前提で、似た文法や表現でのニュアンスの違いや使い分けなどを細かく教えてもらいました。
授業の内容は大満足。生徒さんが少なく発言の機会が多いし、課題量が多いので、かなりパワーアップした感じがありました。
ただ、「ハン検4級も合格しているし、初級の復習は日ごろからやっているから大丈夫!」と思って意気揚々と授業に参加したのですが、授業を受けるうちに「自己紹介で言いたいことが全然言えない」「連体形を全然覚えていない」「そもそも単語を全然覚えていない」と自分の足りないところが露わになっていくのが手に取るようにわかりました。
予習はしっかりやっていたので授業についていけない、ということはなかったのですが、
「自分は初級レベルですらないのでは???」
「やるからにはきちんと身に着けたい」
という思いを胸に、授業を終えたのでした。(大げさ)
直近の目標は「TOPIK I 満点」
授業後、とにかく何か目に見える目標が欲しかったので、TOPIK Iを受けることにしました。4月までなら時間があるので準備できそうかな、という安易な考えです。
TOPIK Iは初級レベルなので、せっかく受けるなら初級文法と単語を総ざらいして満点を目指してみよう!と目標値を「TOPIK I 満点」に設定しました。ハン検4級に81点で合格した時は、結果に満足して、見直しや復習を一切していませんでした。初級が中途半端な状態なのは、それが理由だろうと思います。
検定は合格したからといって、パーフェクト解答でなければ、出題範囲の文法や語彙力が完璧!とは言えないですよね。
せっかく受けるなら、初級の卒業試験だと思ってやってみよう!と決意を新たにしました。わかりやすい目標が欲しかった私は、TOPIK申請を心待ちにしながら、どうやって勉強を進めるか考え始めました。
つづく