考えたいことをとりあえずストックするやつ(2022年11月30日)
人生における最適化が、少しずつ「自分」から「自分たち」に変化する年代になっていると感じる。自分の体調、もとい脳みその回転を最適化するだけではなく、家族や親の体調を気遣うことも目的に含まれるようになってきた。そもそも自分以外のことを考えることをめんどくさいと思っている人種なのでめんどくさいと思わないことはないんだけれど、これを旨いこと楽しめるようにものの見方を変えようと思っている。
頑固者の反省
妻に「自分の考えや意識を変えよう、見方を変えようと思うのはすごい」と言われた。
なんでも「今まで文学や美術に触れてこなかったから触れよう」みたいな考えができるのがすごいとのこと。自覚はない。
妻は割とフラットな価値観をデフォルトで持っていて、変えようとしなくても柔軟に社会の価値観を受け入れられるのだと思う。
そもそも妻は小さい頃からいろいろな選択肢に触れてきているようなので、小さい頃に選択肢のなかった自分よりものの見方が広いのは当然だと思う。
僕は狭い選択肢でどうにか生きていこうとするために、何らかの意味で特化した思考回路を持つ必要があったと反省している。
そう思うと、妻が小さい頃に得られていた多くの選択肢を、今、僕の前に揃えて、色々享受しようという試みをしているつもりである。
とはいえ、29年生きてきた結果偏見の積み重なった脳よりは、無条件で知識を詰め込める幼少期にこの機会があったほうが良かったのかもしれないという思いは捨てきれていない。
自分の信じたいことにこだわりすぎる傾向はあるのでかなり危ういと思う。
直近のミスも「自分は間違っていない」って思いこんでしまったことから発見が遅れた。
社会人5年目の割に、謙虚さは一切育まれていない。自分ができることしか仕事にしてこなかったし、自分は「知っている」ことを期待されてきたので。
謙虚さがないことは、特定のジョブにおいては美徳とも言える。
ただ、新しいことを学ぶ上では自分の自信は邪魔になる。
だから本当に、何も知識のないところに飛び込むなどをあえてしたいとは思う。
自分が知らないということを許せないという業を背負って生きているので、この業はどうにか抜け出したいなと思う。
昨日の思い出し
これをやることで、「寝て起きたら全く別の世界」というような感覚が若干薄まった。メンタルにおいては寝て起きたら全部リセットされていることが望ましいが、やっていることは断絶しないほうが良いと思っている。
CTFをやってみた: CpawCTF - Main page
日本語でトライできるという点で敷居が低く、問題も易しくて良かった。
易しい問題で、ググって出る暗号解析器(ROT13とかSHA1のdecrypt)で対応できるような問題からスタートして、レベル1は一通りクリアできた。
一部はPythonプログラムを書く(数値のソートとか)こともやったけど、
まだそこまでではないという認識。やってみて思ったのは、多分アドホックに暗号解析器を作ってみたいんだけど、暗号化アルゴリズムが全くわからないので、そもそも解析器を作る上での知識あるいは前提技能が足りないという自覚がある。
また、これまでの歴史の積み重ねに基づき様々な解法がすでにあるので、新たに作成する余地はそんなにないんだなというのもある。
そういう意味ではアドホックに解く意義については先人の動きを見ていこうと思った。
なお本は読めていない。
菊と刀は読めていない。
現代暗号技術入門も読めていない。
スプラトゥーン3のアプデが入ったので今日も多分読まない。
トライストリンガーの上方修正の結果を見て「これは上方修正がエグい」となった。