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制服は男女を肯定するもの?



スカート=女子って決めつけるの、おかしくない?


この4月から、突然に制服が始まった。

社会人を経験して、まだ10年弱。
でも私にとって制服は初めてのことだった。


制度って言っても、緩いものだから
強制的ではない分…
とりあえず、安心はしている。


でも、注文する際に
おもわず耳を疑いました…。


「女子はスカート」と。


はい?
何それ?

なんで最初から決めつけなの?
選択肢ないの?

これに、私は猛反対した。

私自身が元々スカートは苦手で、
1着も持っていないほど…だ。
(それは私の好き嫌いなだけ…。)
(それは分かってる。)


個人的には、スカートが
歯医者の次に苦手。

それが私。

見るのは良いけど履きたくない。
履きたいと思わない。
履きたいと思えない。


そもそも、スカート=女子。
この決めつけは嫌だった。

いまの世の中、多様な性別があり
多様な生き方や色んな自由が
認められつつある。


それなのに、スカート=女子。と。


さすがに文句ではなくて、苦言を呈した。


もう、そんな時代じゃない。


気にならない人には
気にならないのかもしれない。

でも気になる人はいる。



いまだに制服のスカートは女子なんだな。
そう思っている世代もいるんだな。

それを知って、びっくりした。




わたしはボーイッシュ系?


私は昔からボーイッシュとか、
カジュアルとか、動きやすい方を選ぶ。


可愛いよりカッコイイが好き。

スポーティーとも言うのかな。


でも、だからといって髪が短いわけでも
メイクが嫌いとか、そういう訳でもない。


女の子が好きなことが多い、
ピンクも…最近まで苦手だった。

ただ、それだけ。


けど、3年くらい前から、
やっと日常にピンクも取り入れられるようになった。

それまでは、ピンクも嫌だった。



昔はピンクよりも青が好き。
戻れるなら、ランドセルは黒が良かった。


そんな感じだった。


女の子扱いとか男の子扱いとか、
そういうのではなくて、
個人の自由にしたら良いのになって思う。


そもそも入職してから制服がなかった。

それなのに、
突然に制服が始まったこと自体が
考えられない。 

いまだに納得してない。



仕事だから着なきゃいけない。
それは分かってる。

だけど、仕事だから制服を着る。
それも違う気がする。

もちろん職業によって、
着ざるを得ない職種があるのも必然だ。

それは仕事柄、危険を伴うとか、
動きやすさとか、いろんな複合的な理由が
あるはず。


でも、それが関係ない職業だと、
どうなんだろう。

必ずしも制服が必須じゃないと思いたい。


だからこそ、反発心で着続ける。
真面目?いや、違う。

制服は、出来れば着たくない。
その意志の表れ。


一種のデモ活動かな。
カッコよく言えば…。

たいした活動でもないけど、
それを続けていたら…
いつか何かが変わるかも。


たまに聞こえてくる、
「時代錯誤」とかのキーワード。

まさにそれです。
逆に、それを行くことが珍しいから
目立つのかもしれない。

それは、それで良いんじゃないかな。

最近になって、そんな境地に落ち着いた。





制服も、服装も自由にしたら良い


スカートは男性も女性も関係なく、
どなたでも履きます。

ズボンも性別も年齢も関係ない。


同じ屋根の下で生活してたら、
服もシャッフルしながら…シェアする。

そんなの当たり前。


そこに性別も年齢も、立場も
関係ない。


『どなたでも』

ありふれた言葉だけど、
ほんとうの意味で理解して行動に移せる人は
どれだけいるのだろう。


少なくとも、制服は『どなたでも』に
対応しうるものになってほしい。

メディアで取り上げられる一企業だけじゃなくて、国で選択肢を増やして、子どもたちを萎縮させないでほしい。


これからの時代、
制服も、それ以外も
広く大きく認められる時代になってくれ。


制服=性別を表す。

それは、もう違う。