LPIC-101受けたつもりがLinuC-101に受かってた話
こんにちは、pinoco(@pinoco) です!
今日は、ちまちま挑戦を続けている資格試験について書いていきたいと思います!
資格取得を思い立ったのは去年のこと。
しかし、表題にもある通り、しょっぱなから受けたかった試験と違う試験を受けてしまうという失態をしでかしてしまいました。。
いやいや、これには訳があるんです。。。
これからする言い訳に目を通していただけますと幸いです。
Linux技術者資格取得への動機
そもそも、どうしてこの資格を取ろうと思ったか。
私は、元々情報系の大学を出ており、フロントエンド系の言語や仕組みについてはある程度のリテラシーがありました。
しかし、インフラともなるとさっぱりわからず。。
そこで、インフラ関連の資格勉強をして知識を習得し、ワンチャン資格も取っちゃおう! と、思い立ち、とりあえず、国際規格のLinux技術者資格であるLPIC-1の受験を決意しました。
試験形式はいわゆるiBT。
ネットで受験チケットとなるバウチャーを買い、試験場の予約までネットで完結。試験当日は予約した時間に会場に向かうだけ。
試験会場さえ空いていれば、思い立ったらすぐ受験スケジュールを立てられる。
うーん、iBTって素晴らしい!
申込後、早速LPICの参考書を古本で漁り始めたのであった。
しかし、この時まだ気づいていないのである。
私が予約したバウチャーはLinuCのものであり、LPICは受けることができないということを。。。
試験当日
さて、試験場に着きまして。
テスト前の手続きを済ませ。
席につきました。
目の前のパソコンに映っていた「LinuC」の文字・・・
えええええええええ!!!!
・・・試験当日までLPICの試験を予約できたものだと思っており、試験開始直前に、実はLinuCを予約してしまっていたらしい、と席で気付きました。
この奇劇はどうして起きたか
LinuCとは、LPICと同様、Linuxに関する知識・技術を証明する資格です。
では、何が違うか。
運営が違うだけです。
元々、Linux試験はLPICのみ存在し、国際的なベンダーとして、LPIという団体が存在していました。そして、その日本版団体(≠支部)としてLPI-Japanが存在していました。
しかしあるとき、LPI-Japanが、LPIのテスト情報管理に問題があり、また日本独自のシラバスに沿った試験を実施したい、という理由から、LinuCという新資格を設立させました。
これに対抗し、LPIはLPI日本支部を立ち上げ、LPICはLPICとして日本での試験を存続させることとしたそうです。
端から見たら単なる仲違いですね。なんてこった!
この記事に、どうして似たような2個の試験が存在するのかの背景が書かれていますので、詳しく知りたい方はどうぞ!
あと、二個試験があるせいで同じようなことに陥った人の記事もどうぞ。
LPI-JapanはLinuC受験者/資格所有者を増やそうと、LPIC資格所有者に同等のLinuC資格の付与を行ったりしていました。しかし逆はないんだなこれが。上記背景を鑑みるに残当ですね。。。でも辛い。
試験結果は。。。?
肝心の試験結果ですが、合格していました。
上のようにLPI-Japanは「日本準拠」と謳っているものの、実情ではLPICとほぼ同じ試験範囲をとり扱っていることが、首の皮一枚つないでくれた結果ですね。 いいから統合してください頼むから。
まとめ
ここまでLPI諸団体の悪口しか書いてないようにしか見えないような気がしてきましたので、一応補足しておきます。
Linux技術資格を取りたいなら、この両試験を熱烈にお勧めいたします!
しかし。
受ける時にどっちを受けようとしているか、
それだけは入念に確認しておいた方がよさそうですね。。。。とほほ。
運営さん、修正頼む。
最後まで読んでいただきありがとうございます! こんな感じでちょっとズレた記事を掲載していく所存ですので、気に入ってくださったらぜひスキ・サポートのほどいただけますと励みになります!