特別だけどそうでもない1日

2024年10月6日
この度めでたく(?)21歳になった。
20歳までは誕生日が待ち遠しくて、早く誕生日来ないかなと内心そわそわしていたのに今年は課題に実習と多忙なことも相まって待ってもいないのにあっという間に一年が過ぎてこの日が来てしまった。
21歳か。抵抗するときは拳を使えるなぁなんて某ネットミームを思い出してみたり。
なんか特別楽しみなこともなくただただ歳を一つ重ねただけになった。
21歳って昔は大人だと思っていたけれど、自分がなった今まだまだ子供の気分でいる。いつまでたっても大人にはなれなさそう。

前の誕生日のnoteにも書いたかもしれないけれど、私は誕生日が苦手。
誰かにとってはどうでもいい一日なのに私にとっては一応この世界に生まれた大切な日で、でも大切だなんて自分で言うのも恥ずかしくて、祝ってもらうなんて申し訳なくて、まず誕生日を教えないとか捻くれたことをしてしまったりもする。
今年は明日も実習で祝うとか贅沢に過ごすとかしている場合ではないので誰にも会わず記録に向き合っているけれど、ありがたいことに覚えていてくれた人もいてメッセージを送ってくれてた。わぁ覚えててくれたんだって嬉しさ半分、なんで覚えててくれたんだろうって困惑半分みたいな、本当に可愛げもなく素直でもなくうまく人からの祝福を受け入れられないでいる。
覚えててくれているだけでも嬉しいのに、そのうえおめでとうなんて言ってもらえるなんて、こんなに幸せなことはないなぁとひとりひとりからもらったメッセージのひとつひとつを大切に心に留めている。本当にありがとう。
重く受け止めすぎ?そんなことないよね。

これから何を目指して、どうやって生きていこうとかやりたいこととかを考えるけれど
そんな暇もなく実習についていくだけでまだいっぱいいっぱいで
一人暮らししんどいなぁとか、慣れない環境で身体も心も疲れたなとか
彼氏に会いたいけれど彼氏も頑張ってるし弱音なんて言えないし私も頑張らなきゃなとか
記録うまく進められなくて周りと比べて焦ったり、帰ってきてすぐ寝ちゃって記録かけてないとか、事前学習ペラペラで頭に何も入ってないとか、自分の無力さ感じたりだとか、余裕なくなって人を妬ましく思ったりとか、本当に人間としての未熟さが浮き彫りになる毎日で嫌になって今すぐにでも投げ出してしまいたくなるけれど。
自分で選んだ道に後悔がないように、ここだけでも逃げずに頑張れるように
選んだのならちゃんと全うできるように、そんな風に生きていきたい。

21歳、何の節目でもないけれど
去年より少しでも人間として成長出来て、ちょっとでも昔の自分に誇れる人間になれたらと思う。

2024.10.06 彼方



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