季節外れの雪
六月風を頬に感じる夜
眠らない街を歩いた
キラキラした世界に触れて
漠然とした不安に包まれた
目が覚めると遊園地に迷い込んでた
そこはふわふわした世界で
消毒の匂いと真っ白な紙とえんぴつ
帰り際白衣を身にまとった天使さんが
よく寝れるおまじないをかけたラムネと
お手紙をくれた
そこに書かれた難しい言葉たち
窓を開けたら季節外れの雪が降っていた
足元に冷たい風を感じながら
鳥になる夢をみる
何度も練習したから擦り傷だらけ
あーあ、また夢から覚めちゃった
次は上手に飛べたらいいな