応答せよ。
おーとーせよ!
おーとーせよ!
おーとーせよ!
おーとーせよ!
おさななじみのあの子と、互いの姿が見えなくなるまで言い合っていたのは遠い記憶の中。
私の幸せは、ここに詰まっていたのかもしれない。
私は幸せになりたかった。
問題なのは、これまでも今も、きっとこれからも、その幸せが一体なんなのか分からないということ。
なにも分からないまま、世間で言うところの"幸せの形"を手にした私は、一体どこへ向かうのだろう。
"幸せな人"として見られながら、正体不明の幸せを追い求めている。
2023.11.20
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