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学生演劇祭を終えて。一年の振り返り

学生演劇祭が終わった。

かなり久しぶりに演劇の予定がなにひとつ入っていない状況になったし、いい機会だから学生演劇祭をメインにこの一年を振り返っていこうと思う。
っていうのも、スイッチ入ってるのにやれることがなくて持て余してるからというのが大きい。
あと、今のこの気持ちを思い出せるように詳細に書いておかないとって思って。
書いてみたら8000字くらいになっちゃってすごく長いです。



自己紹介

アイコン(さかさまの地図小屋入り中撮影)

一応最初のnoteだし軽く自己紹介します。
岩手県立大学ソフトウェア情報学部3年、渡邉愛実(わたなべあいみ)です。
演劇部「劇団ちゃねる」に所属しています。アグとも呼ばれています。
「劇団やどりぎ」「どろぶね」名義の代表(?)もしてはいますが名ばかりです。
演劇は大学から始めました。高校時代は文学研究部でした。
居酒屋とシーシャバーでバイトしています。あとたまに単発バイトとか。
お酒でアッパラパーになるのが好きです。煙草は酔ってるときとかにたまに吸います。
こんな感じです。よろしくお願いします。


2023年3月10日~11日

はるばむ/劇団ちゃねる

ここから始まったなあ、と思う。明確に。
短編作品三作で構成された、劇団ちゃねるの1年半ぶりくらいの公演。春公演。
脚本、演出、役者、宣伝美術、制作をしたけど、いや多いけど、人も足りねえしノウハウある人もいないしやらなきゃいけないから結構皆もこんくらい役職やってた気がする。にしてもやりすぎだけど。こんなにいっぱいやってはいけませんという学びにもなったなあ。
この公演以降「来てくれたお客さんを面白かったって思わせて、来なかったお客さんを後悔させるところまでが公演なんだ」って思うようになりました。集客って大事!

一本目「読書感想文(コント)」の脚本演出

今の方がもっと面白いの書ける!と思うけど、今見ても全然普通に笑えるから結構いい作品だと思う。ワードセンスも設定も配役も衣装もよかったなーって思ってる。オモロの方の面白さ。もっかいやりたいな。

二本目「助けて!恋の神様」の主演

恋する少年役。あえて少年少女の性別をあべこべにして演じた作品。この時初めて舞台の上でハイになった。まだ自分で扱いきれてないけど、舞台の上での面白を直感的に見つけて捕まえてバーってやれるのは自分の役者としての強みだなと思ってる。
この時の私を見てTCTさんとゼミナールさんがオファーかけてくれた。だからちょっとした転機?みたいな作品なのかも。


2023年3月12日

第8回全国学生演劇祭 観劇

はるばむバラシ後、夜行バスに飛び乗って東京で観劇。その日の夜にまた夜行バスで帰って来た弾丸ツアー。
参加とかじゃないけど結構大きなイベントだったから書いておく。

「we、weRE、カコウ。」、「ファはファンシーのファ」、「今―ちゃー」、「脇役人生の転機」が特に好きだったなあ~ってメモに残してあった。

めちゃくちゃ刺激になった。私もあっち側でやりたい!と思って今年のとうほく学生演劇祭に出た節もある。


2023年4月1日~2日

52ヘルツの鯨/カンザスハリケーン

制作で参加。制作だけをやるっていうのが初めてだったから完全な裏方の気持ちや動きを知れたのはデカかった。あと実は打ち上げで話した内容から夏公演の脚本の着想を少し得ていたりする。実は。


2023年9月1日~3日

面白くないやつは踊れ。それか死ね/劇団ちゃねる

夏公演。脚本と宣伝美術で参加。4月頭から7月まで、3カ月かけてなんとか書き上げた。通称おどしね。ハッシュタグはおどxxねでした。

とうほく学生演劇祭と日程が丸被りしているため小屋入りや当日は不参加。というか稽古もほぼ行っていない。

私の思う、オモロ/面白に必要なものは全部詰め込んだ。大きい声出すし照明派手だし音うるせえし踊るしタイトルコールするしふざけるし怒鳴るし刺すし逮捕されるし。あと実はちょっと計算して書いた。寝させない(飽きさせない)ために何分に1回は盛り上がりを作ろう、みたいな。

チラシには「これは、面白さに、普通さに、器用さに、強さに。憧れているあなたを、ぶん殴る物語。」と書いてあって、そうだなあと思うと同時に当時の私よくこんなかっけえキャッチ思いついたなという思いがあり。

書ききってから、いや書いてる途中だったかもしれないけど、に、私はすべてに怒ってるんだろうなって気づいた。全員に、全部に、怒ってんだろうな。とか。ぶん殴る物語だし。

今見るともう少し面白くできそうな気がするけど、具体的にどうすればいいかは浮かんでない。再演するつもりでもう一回本気で向き合えばもっとよくなるかも?

これのゲネの動画を仙台で見て、ぐわぐわされた。スッゲ―面白いと思う。まだまだもっと面白いの作れるけどな!!


2023年9月2日~3日

とうほく学生演劇祭2023

ノアの泥船/どろぶね

脚本、出演、ほか。
ちゃねるの夏公演と日程ダダ被りだけどどうしてもどっちも捨てられなくて無理矢理どっちも書いた。
そもそもどうして出場しようと考えたかっていうのが、審査(評価、ジャッジ)されたかったというのが大きい。実力のある審査員や私のことを知らないお客さんに客観的に自分の位置を教えてもらいたい、現実に鼻をへし折られたい、同世代の本気で演劇やってる人と友達になりたい、あわよくば勝ちたい、そしてチヤホヤされたい、あと春に見た全国に憧れて…みたいな。
役者集める時間もコネもなかったから自分でやった。トンデモ日程だったからほぼ全ての責任を自分で負える、自分の一人芝居にしてよかったなって今は思ってる。しんどかったけど。

7月~8月、不安すぎてバカみてえに病んでいろんな人に心配をかけてしまった。反省。
不安と焦りで病んでる中、誰かに助けてほしいのに皆も忙しそうで誰にも助けてなんて言えなくて、言いたくて、でも名指しで助けてって言う覚悟がない自分も嫌で、そういうところだよって思って、助けてもらえた人をそばで見てしまって、いいなって思ってしまって、どうしようもなくて、ああもう全部終わってしまえよって思って、そんなふうに思って書いた、ような、気が、する。たぶん。

U.S.A.を選んだ理由は「同じ星(ふね)の旅人さ」という歌詞に惚れて。あとダンス簡単そうだなと思って。結局踊れるようにならなかったけど。泣。まさかこんなに自分にダンスの才能がないとは思ってなかったです。笑。泣。突然踊れるようになって皆のこと驚かせてやろと思って徹夜で練習したのに練習してきたことにすら気づいてもらえなかったりした。ウケる。泣。はあ。

ゲネで音流れなかったり暗転板付きなのに蓄光が光ってなかったりセリフ飛ばしたりしたけどなんとか、大賞と演技賞をいただくことができました。嬉しいよりも「よかった、リベンジする機会はまだある」みたいな気持ちでした。それはそうとしばらく調子に乗って飲み歩きまくったりしたけど…。


2023年10月21日~22日

さかさまの地図/トラブルカフェシアター

客演で参加。ミステリ。舞台上にいない時間は2分もなかったと思う。45分以上の作品に出演するのが初めてだったこともありハードだった。でもすんげ~~楽しかった。面白かった。悔しいくらい面白かった。面白いものを作る座組って面白いんだなって思った。

とうほくのトラウマから舞台上の全ての蓄光に光(こう)を蓄(ちく)りまくった。

せっかく呼んでもらったのに全然なにもできてない、ってずっと苦しく思っていた。やりきれたけど、終えた今もまだちょっと思ってる。でも、少なくとも、他の誰かが私の代わりに参加するよりは私がやるのがいちばんよかったよ!譲らないよ!とも思ってる。それに、この公演に参加した誰よりも私が多くのものを持ち帰れた自信がある。あります。言わせてください。私がいちばん伸びます。私の方が面白い演劇つくるようになるから、それを恩返しにさせてください。頑張ります。呼んでよかったって思わせます。
頑張ります。


2023年10月28日~29日

大学祭/劇団ちゃねる

10分くらい(?)の短編3本を二組ずつ上演。

「サークル」の演出、「同い年」の演出面のお手伝いで参加。
どちらもほぼほぼコントだったのでもう「こうしたらオモロくね!?ダハハ」って言って口出しまくった。楽しかった。


2023年12月8日~9日

はちしばU-25演劇祭

透明になりたい/劇団ちゃねる

岩手大学演劇部「劇団かっぱ」「TEAM HACCH」と共に12月八芝の枠で上演。
脚本と音響で参加。30分劇。

おどしね、ノアの泥船、そしてこの透明になりたいで渡邉三部作。つまり「あ」と「い」と「み」。あくまで今の私にとってだけど。

夏公演おどしねはかなり攻撃的というか、お客さんのこと思いきりぶん殴りにいった自覚があったからあえてこの本は別の角度からお客さんをぐわぐわしてやろうと思って書いた。
大きい声出さないし照明も音響もおとなしいし踊らないしタイトルコールしないしふざけ…いや最初の5分くらいはふざけたか。怒鳴…も微妙か。けど刺さないし逮捕されないし。こうやればとりあえず面白くなる、って思ってるものを全部やらないで面白くできるのかっていう挑戦で書いた。オモロに頼らない面白さとか。

座組用の脚本には「恋と対話と愛と執着と創作と変化の話。」って書いた(販売用には書いてないかも)。おどしねが「面白くなりたい!!の表明」だったとすればこれは「面白くなるための私の覚悟の表明」にあたるかなと思う。私の。

あとはるばむ、おどしねの時も思ったけど私、役者を見つける目があるかもしれない。見つける目というか配役センスというか。おどしねと今回は演出は私ではないから私だけの功績ではないんですが!
本番の10日前に脱稿したのに脱稿の2日後には役者がプロンプなしで通し稽古してて感動した。ありがとう。愛してる。そして本当にごめんなさい。でも書き直してよかったでしょ!?12Pくらいからの面白さ異常だもんね!?はあ。すみません…。

ちなみに音響をやったのはノアの泥船で音響めちゃくちゃ酷使してるから少しでも大変さ知っておこう思って。


2024年1月5日~6日

ひとりのふたり

ノアの泥船/どろぶね

地元盛岡での凱旋公演。全国に向けてブラッシュアップするためにやらせてもらった。

滝沢市出身のお笑い芸人である村民代表南川さんと私でそれぞれ30分ずつ上演した。だから「ひとりのふたり」。しゃれてるぜ。

村民代表南川さん、ハチャメチャにいい人でした。本当に。大変よくしていただきました。またいつかご一緒したいな~~!

また、上演後、「全国頑張ってね」って投げ銭してくださるお客さんがとても多くて、本当に…、嬉しいとありがたいとこれは全国でヘマできひんぞという気持ちでいっぱいになりました。

本番ではやっぱりセリフを飛ばしてしまったけど、どうせ飛ばすやろなと思ってたからとうほくの時ほど焦らなくて済んだ。

音響さんにはもし音が鳴らなかったら卓で歌ってくれやと伝えてあった。ごめん。歌わせる羽目にならなくてよかった。


2024年1月20日~21日

次の魔女は誰だ!/劇団ゼミナール

客演で参加。20年前に上演された作品の再演。二度目の長編作品。今回は舞台上にいる時間の方が長く、出ハケの多い役柄だった。

過去一で難しい役だった。少なくともいちばん苦戦した。振り返ると、私は今まで、舞台の上で全力で渡邉愛実をすることで役を存在させていたなあと思う。作りこむのではなくて、いかに自由に自然にその場限りの高精度な私をできるか、という挑戦をしていた。そういう役が多かった。私が役や作品をそういうふうに解釈していたからというのもあるかもしれないけど。
やってもやっても普段の私のカス劣化版みたいになってしんどかった。私のためだけに時間を使わせている!という焦りと罪悪感をこの稽古場で初めて感じた。つらかったけど、間違いなく必要な経験だった。

今の盛岡での最高レベルと言えるだろう役者、スタッフ陣の中に放り込まれて、学ぶことがめちゃくちゃ多かった。演技についてとかそういうのももちろんだけど、稽古場での役者の在り方、演劇・稽古場への向き合い方みたいなことについて考える機会になった。この座組に参加できたことは私にとって大きいと思う。

苦しんだけど、観に来てくれたひとから「ああいう一歩引いた演技もできるんだね」と言われてうれしかった。完璧ではなかったかもしれないけどやりきれてよかった。楽しかった。


2024年2月10日~11日

段ボールの上でプリントを書くと穴が空く/テラコッタパンナコッタ

制作で参加。

忙しく、実質当日制作くらいの仕事しかできなかった。ただ制作周りの仕事は覚えてきたのでよかったなと思う。


余談。私の話

全国の話をする前に、つらつらと自分の話を書こうと思う。

書くことが好きだ。おしゃべりするのも好きだし、文章を書くのも言葉を並べるのも好き。
あと脚本を書くのもツイッターをするのも日記を書くのも詩や短歌を読んだり書いたりするのも、考え事をしたり絵を描いたり歌を歌ったり走ったり泳いだり歩いたり暴れたり食べたり寝たり、いろんなことが好きだ。
私はたぶん、演劇をやめても生きていけると思う。演劇がなくなってもほかの何かをつくることで生きていけるんだと思う。でも、だからこそ演劇をしたいなって思う。いままで、何をやっても器用さとか環境とかそういうものでなんとなく上手くやれてきてしまって、行き詰まり始めたタイミングで他のことに興味が移ってそれもまた上手くやれちゃって、みたいな、そんな感じでいろんなことをやってはやめてってしてきた。
当たり前のように演劇の才能はたぶんない。けど演劇を楽しむ才能とか、演劇をしていく才能はあるんじゃないかな、あるってことにしたいなと思う。だって演劇の神様に選ばれた超天才より、自分の意志で苦しみながら演劇をすることを選ぶ方がかっこいいと思うから。
あと才能ないって言ったけど脚本を書く、というか、セリフというか、言葉を書く才能はちょっとあると思う。いや嘘かも。めちゃくちゃ才能ある気がしてきた。才能あるって思いこめるのも才能だろ!ほんでちゃんと才能に酔わないように現実見にボコされに行く度胸もあるし。面白いし。周りの人にもチャンスにも恵まれてるし。はい。っていうね。

ちょっと違う話。会話と対話ってあると思う。会話は言葉を交わすやつ。おしゃべり。対話はコミュニケーション。殴り合いとか喧嘩とかって私は言ったりするけど別にそういう言葉に引っ張られてほしくはなくて、考えながら、想像しながら、お互いに変化しあいながら話せればそれって対話だと思います。
っていう、対話をできる(してくれる)人って意外と少なくて。対話するつもりで話しかけに行って応じてもらえなかった時ってすごく寂しい。廊下で先生に挨拶したのに無視された時みたいなああいう気持ちになる。対話をできるようになった、対話の概念が生まれたのが最近だから私も昔誰かにそう思わせてしまったことがあるかもしれないなとか思ってたりするんだけど。だから私は今そうやって無視されて寂しくなっているひとにたくさん話しかけたいなって思う。もしかしたら今の私じゃ対話相手になれないかもしれないけど、でも、せめて、あなたが無視されて寂しくなっていて、でもまだ諦めないでいてくれることに気づいてるよ。絶対あなたと対話できるようになるからもう少し、絶対大丈夫だからもう少し諦めないで、傷ついていてください、絶対に私は無視しないから!って思っています。
私には誰のことも救えないかもしれないけど、あ、救おうとしてくれてるんだ、って、それが少しでもいいから、強さが弱さであるあなたにとっての救い?諦めないための燃料?になるといいなって思う。

これが今の私の演劇。


2024年3月9~10日

第9回全国学生演劇祭

ノアの泥船/どろぶね

脚本を書き直して挑んだ全国学生演劇祭。
書き直すことを決めたとき、もしかしたら作品として悪い方向にいってしまうかもしれないけど、書き直すっていう選択をしたことは私たちにとっての長期的な成長につながると思う、意味ってあると思う、っていう話をした。

そして、今の自分たちのベストだったと思う。もっと時間をかけれてても、体調を崩してなくても、絶対にこれ以上よくはならなかった。少なくとも脚本と役者に対しては自分でそう思っている。

とうほく、1月の凱旋、稽古やゲネを含めていっちばんいいパフォーマンスができたけど、楽しかったけど、それでも届かなかった。私のやりたいことはこの本ではもう限界というか。もっとたくさん考えて、もっと面白いものを作るしかない。

うちはBブロックの1団体目だったんですけど、Aブロックを観るかどうかは結構直前まで迷ってました。絶対なんらかの影響出ちゃうからって言って。でも全部観ました。ABC全ブロック全作品。観ないと、勝っても負けても結果に納得できないかもしれないじゃんと思って、あと面白い作品観れる機会を逃がすわけにはいかなくね!?と思って。観てよかったです。さすが全国というか、全作品にすごいと思えるポイントがあって、ていうかこの点において確実に負けてんなみたいな思えるところがあって、すごかったです。純粋に面白かったし。同世代でこんなに面白いのを作ってる人たちがいるんだっていうのは今後演劇を続けていける大きな希望になった。これは交流会(打ち上げ)でいろんな方と話させていただいた上で思ってることです。対等に、あんなふうに本気で話せてすごい楽しかったです。また話したいよお。ていうかなんで盛岡なんだろ!?ここ!!もっとさあ!!全ての都道府県の位置近くなんねーかな!?日本ギュってなんないかな!?もっと話したいしなんなら一緒に公演とかしたいんですけど!!本当に!!お金ほしい!!お金さえあれば!!やるのに!!やりたい!!やりましょう!!いつか!!
…ってくらい一緒にやりたい!!話したい!!って思えるひとたちと出会えてよかった。これだけで学生演劇祭出た意味があった。

この納得と経験と出会いを大切にしたいなあ。


振り返ってみて

びっくりしてる。ほんとにこの一年で起こったことなんだ、全部。そう考えたら私の成長スピードエグくないか?

全国から帰ってくる道中、ヤバい、もっともっともっと考えて挑戦して勉強して早く成長しないと。急げ急げ急げ!うわーヤバい!って思ってたけど、必要以上に焦る必要はないのかも。急ぐけど。だって一年前はるばむでしょ?成長してるよ、めちゃくちゃ。もっと頑張ろう。


今後について

全国に行く前、止まっちゃいたいなあと思ってた。全部。変わることとか。
面白いものをつくるためには挑戦し続けて変わり続けないといけないってわかってるから頑張って止まらないようにしてて、だけど変わることって人にとっては無意味って思ったり嫌だって思ったりすることらしくて。変わっちゃったねって言われることも、置いてっちゃったと思うことも、私が止まってから出会っていたらなって思いながら切り捨てていくことも本当にしんどかった。しんどかったっていうかしんどい。ずっとつらい。止まって楽になっちゃいたい。止まれたら楽になれるんだろうな。
まあ、今も思ってるけど。でも今はわりと、それでも止まらないでいけるところまでいこうと思えてる。それはやっぱり同世代で私と同じか私以上に頑張ってるひとがいるって知れたからだと思う。そういうひとたちがいるんだろうなとは思ってたけど、顔を知れたことがよかった。そういうひとたちに、数年後、寂しい思いもしんどい思いもさせたくないから絶対止まりたくない。止まっちゃいたいけど!私が止まらないだけで、私が止まってない姿を見るだけで少しでも誰かが止まらない理由になったらなーと思う。誰かのためじゃなくて、私が止まらないために。私が止まらないために誰かにも止まってほしくなくて、そのために私も止まらない。まだ諦めたくないから頑張る。諦めないことって私の美学なんだなって最近気づいた!

弱いことを武器にしているひとたちから強いひとを守りたい救いたい寄り添いたい肯定したい。人間賛歌!ぜんぶぜんぶぜんぶ!弱い奴らも強いひとも全員人間!私はずっと演劇で人間賛歌をしている!今までの本読み返してたら気づいた!人間賛歌だ!!まだまだやるぞ!!

せっかく入ったスイッチが切れちゃう前にたくさん考えて話し合って決めないとなー!!!!

面白いこといっぱいするぞ!!!!!!

頑張るぜ~~~~~!!!!


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