【DOV環境】アンリミ連携ロイヤルの構築とマリガン、立ち回りについて
〜初めに〜
社会のボトムズと申します。
大会には出ていないためこれといった実績はありませんが、
・連携ロイヤルで十天覚醒55thシーズンアンリミマスターポイントランキング10位
・暗黒のウェルサ環境アンリミロイヤル最速グラマス
ということで、アンリミロイヤルのことについて皆様にお伝えできる事があるかと思い、筆を取らせていただきました。
今回は<アンリミでどうしてもロイヤルを使いたい、ロイヤルミッションがマンネリだ>という方向けに連携ロイヤルの説明をさせていただきます。
※JCGなどの大会では連携ロイヤルではなくミッドレンジロイヤルの呼称が多いですね
※環境に多い超越や疾走ウィッチとAFネメシスには不利が付くため、その両者に勝ちたい方にはオススメできません。
ロイヤルを使ってウィッチ、AFネメシスに勝ちたい場合、抜刀型の方が適切かと思います。
<簡単な相性>
データを見る事で相性を分かりやすくするため、中途半端なデータではありますが記載させて頂きます。
5月新環境での通算成績は
130戦90勝40敗 勝率69.2%
エルフ 3-1
ロイヤル6-0
ウィッチ20-19
ドラゴン4-0
ネクロ 22-3
ヴァンプ12-2
ビショ 18-3
ネメシス5-12
となっており、ウィッチ・ネメシスと言った環境デッキには弱く、アグロや教会ビショップなどの環境メタデッキに強いという、隙間産業的な立ち位置にあり、ウィッチ・ネメシス以外のリーダーへの勝率は87.8%をマークしています。
(環境初期故試行回数が少なく、対面の練度に左右されるためあくまで参考値として参照ください)
<構築>
【確定枠】
アグロムーブを保ちつつ、小粒の守護を並べて相手の盤面をコントロールし、疾走でフィニッシュorナハトナハトで一掃して盤面勝ちするというのが基本パターンになります。
以下、特筆するカードを記載します。
・流麗なる槍術士の採用
アグロムーブを支える上で流麗なる槍術士は非常に便利なカードです。
・対面のフォロワーを無傷で処理しつつ相手には必殺で1:1交換を強いる
・ウィッチ対面でダメージ無効によるビートが可能になる
・骸ネクロ、エイラビショップなど環境には少ないものの、不意に出てくる大型フォロワーを処理できる
と言った効果が期待できます。
※15枚以上の指揮官があれば(全マリガン前提ですが)先攻3ターン目で約5割、後攻3ターン目で約6割と比較的高い確率で狙うことができます。
※こちらのサイト様からお借りいたしました。
https://yazirusis.com/calc/probability.html
・フェイランの2枚採用
フォロワーのサイズアップをする事で処理しきれない盤面を押し付けるための採用になります。
ただし、葬送で処理できるネクロマンサーと違いハンドに抱えてしまうと管理が難しいため2枚採用になっています。
後攻の場合はハンドに来てしまっても3ターンセラor猛虎4フェイランという上振れムーブが出来ますが、先攻の場合は起き所が難しいカードです。
絶望セリア・雷滅卿アルベールでのリーサル打点管理には注意が必要で、フェイランによって盤面が足りなくなる事や9ターン目のエンハンスアルベールに使いたい場合など連携数の管理を序盤から考えて試合の組み立てを行いましょう。
【自由枠】
※自由枠ですが、ほぼ確定枠だと思ってます。
ただ、メタカードを積んだりアグロ寄せ・コンロにするなど特色を出したい場合はこのカードを調整すると良いかと思います。
・ラディカルガンスリンガーと自由なる冒険者の採用
ラディカルガンスリンガーと自由なる冒険者は
・セット採用する事で乗物アミュレットにより連携数を稼ぎやすくなる
・必殺やフォロワーのサイズアップでアグロに対して序盤から強く出られる
・疾走フォロワーの打点アップに繋がる
・機動二輪車により進化権を切らずに処理できる
という事で、デッキパワーの底上げが期待出来ます。
特に自由なる冒険者は初手にある無しで勝率が大きく変わるため、積極的にマリガンで狙って行くカードです。
・ラミエルとレヴィオンの魔獣使いの2枚採用について
ウィッチに比較的強く出られる守護フォロワーの役割を持つため採用しています。
ただし、両者とも進化権を切ることで効果を発揮する都合上3積みにするには重く、2枚採用にしています。
採用する場合は、後攻4ターンラミエル5ターンエンハンス魔獣使いという強ムーブが狙えるため、セット採用が望ましいです。
・眠れる輝竜・アーサーの2枚採用について
スタッツが低く、序盤に出し辛いフォロワーではありますが、
・進化権を切る事でアグロに対して強く出られる
・5ターン目に曙の乙女・セラと一緒に使う事でダメージカットが狙える
・1/3スタッツのため相手のを盤面ロックしつつ処理のための回答札を探せる
・残った場合、進化を切る事で絶望セリアやアルベールの打点アップに繋がる
と言った理由で採用してます。
・猛然たる騎士・ゲルトの2枚採用について
リソースが薄くなりがちなこのデッキでの貴重なサーチ手段です。
3/3/3のスタッツも序盤に強く使えるため重宝します。
一方で、
・低コスト指揮官が少ない都合上ファンファーレでの突進効果が活かし辛い
・任意のタイミングでサーチがし辛い
・盤面干渉力が低いので手札に被りたくない
という理由で2回採用にしております。
不安であれば、白銀の閃き・エミリアとセット採用することで除去力・リソース確保が行える他、流麗なる槍術士とのシナジーも上がるため、もし環境にエイラビショップや骸ネクロなどが増え始めた際はエミリアの採用を検討しても良いでしょう。
【入れ替え候補】
連携ロイヤルの弱点として
・リソースが枯れやすくコンシード負けしやすい
・打点が分かりやすく、相手に計算されやすい為守護や回復で対処されやすい
・こちら側の回復手段が限られるため守護が引けない時にアグロプランを通されやすい
・継続的なフォロワー展開を処理しきれない
などが挙げられます。
これらを補うためのカード候補として以下のカードを選定しました。
・放浪する料理人とラインハルトのセット採用
いわゆる守護ラインハルトという、除去手段がなければ詰みまで持っていける強力な組み合わせです。
サイズアップやランダム除去・回復を生かすため、ラディカルガンスリンガーや自由なる冒険者などの乗物アミュレット生成フォロワーとセット採用が好ましいです。(今回は3コス枠がない為見送りましたが、ギミックをより強くするのであればアウトローガンナーも視野に入ります。)
・安らぎの女王と高潔なる騎士・レイサムのセット採用
十天覚醒環境でエイラビショップが隆盛していた時期に活躍した2枚です。
現在、曙の乙女・セラとの枠争いがあるため採用し辛くなっていますが、
・曙の乙女・セラにはない"守護裏にフォロワーを隠す"ムーブが強い
・3ターン目に置いても連携を稼げる
・進化権無しで守護の多面展開が可能
・レイサムと合わせて10PP時に13打点が見込める
といった利点があります。
特にレイサムと合わせた場合の処理能力・継戦能力は非常に高く、エイラビショップやコントロールヴァンパイアと戦う時の助けになります。
現在、両デッキとも環境に少ないですが、もし採用するとしたらラディカルガンスリンガーが進化権無しで1コスト1:1交換という破格の処理札に変わる為、併せて採用すると良いでしょう。
・白銀の閃き・エミリアの採用
ハンドが薄くなりがちな連携ロイヤルの貴重なリソース札です。
・ゲルトや流麗なる槍術士といった突進付き兵士フォロワーにより複数除去が可能
・ゲルトのプレイによりサーチからサーチへと手札が回りやすい
・比較的サイズが大きいため上から踏みやすい
といった利点があるものの、
・守護が貼れないためリーダーへのダメージが通ってしまう
・ゲームプランが序盤からのテンポ取りなので高コスト事故が致命的
・兵士フォロワーを絞らないとサーチが腐りやすい
という理由で現在の高速環境だと採用し辛いです。
環境が緩やかになれば候補にあがります。
・《世界》ゼルガネイアの採用
ドロー・回復・盤面処理を担う便利なフォロワーですが、
・1面処理しか出来ない
・デッキに守護が多い為ゼルガネイア圏内に入り辛い
・6コスが重く、事故が起きやすい
という欠点があります。
採用する場合は自由なる冒険者などを採用し、機動二輪車に乗せるなどして能動的に動けるようにしましょう。その際、フェイランが出てきて機動二輪車に乗ってしまう事故を防ぐために連携数を常に意識したプレイを心掛けましょう。
・アグロプランや低コストで継戦能力を高めるカード
私の使う連携ロイヤルはアグロムーブも取れるミッドレンジデッキですが、対ウィッチを重く見るのであればクイックブレーダー、ペルセウス、ゴブリンクイーンの採用が視野に入ります。
クイックブレーダーは乗物アミュレットとの相性が良く、ゴブリンクイーンはハンドを減らさずに展開を増やせる・サイズが大きく序盤に強い・サーチにかからないという点で優秀です。
中でもペルセウスは
・マジックミサイルやナイフトリックなどで取られ辛く場残りしやすい
・進化すると守護守護を立てながら顔を攻めにいける
・ゲルトのファンファーレとシナジーがあり、序盤の盤面性能が高い
という利点があり、アグロ性能を高める為に重宝されるフォロワーです。
一方で、序盤以外では弱くゲルトのサーチを邪魔するという弱点があるのでペルセウスを入れるならガッツリ前寄せした方が良いかと思っています。
イルミスナに関しては、15連携での進化権回復や進化時の2面処理による継戦能力を高める2コスフォロワーで、エンハンスが無く小回りが効く為採用候補に挙げました。
他にもアグロ性能をより高めたい場合、ノーヴィストルーパーやジュリエット、ブレードバンデッドの採用もできますが、個人的に守護の方が環境に合っており、3コスト帯が膨らんでしまうので今回は見送っております。
<マリガンと立ち回り>
【共通マリガン】
連携ロイヤルは序盤からテンポを取ることで打点を稼ぐデッキのため、展開札や序盤にサイズの大きなフォロワーを出すことで優位を取っていきます。
そのため、以下のマリガンが基本になります。
・単キープ:自由なる冒険者、ラミエル
・2コスが引けている場合:君臨する猛虎、ナハトナハト、流麗なる槍術士、ゲルト
クラス別に変えるのが好ましいですが、迷った場合は以上のマリガンを意識すると広く戦えます。
【クラス別立ち回り】
エルフ、ロイヤル、ドラゴン
単キープ:ラミエル、曙の乙女・セラ、君臨する猛虎
セットキープ:上記+自由なる冒険者
この3リーダーはロキサスやダゴン、ディオネやアックステイカーなどのワンショットキルを持っているため、守護を複数展開できるフォロワーを中心にキープします。
シールドフォーメーションは守護ですが、貼れる枚数が1枚かつナイトで盤面を埋めてしまうためマリガンでは返します。
【立ち回り】
エルフ
ほとんどがロキサスリノセウスで、稀に豪風のリノセウス、瘴気アリア採用アマツがいます。
ロキサスリノセウスに関しては今期はあまりデータが取れていませんが、4月の環境や十天覚醒環境で戦った印象として五分〜微不利だと思っています。
理由として、
・ロキサス側の序盤が弱く、序盤から盤面形成をすればヴァーミンハンターやエルフクイーンで返し切れず盤面勝ち出来る
・先攻6ターン目のギガントパスチャーが重く、こちらの返し札の要求値が高い(守護を立てつつ処理しなければならないためナハトナハトでは返しにリーサルを取られる可能性が高い)
・ゼノ・サジタリウスやギガントパスチャーをバウンス札で使い回されるとこちらのリソースが先に切れる
の3点が挙げられます。
そのため、
・なるべく序盤の盤面を強くするためのマリガンを心掛ける
・相手の5ターン目前に複数守護を貼る
・流麗なる槍術士はギガントパスチャーやゼノ・サジタリウスに対して使うためなるべく温存する
という立ち回りが勝つためのカギになります。
覚えておきたいムーブとして、先攻4ターン目に自由なる冒険者を置いておく事で相手のエルフクイーンの返しの曙の乙女・セラがサイズアップし、上から取ることが出来ます。
また、相手の序盤に出てくるフォロワーがウェルダーやワンダーコックなどサイズが小さいこと、除去にリソースを吐いて貰いロキサスターンを遅らせるために、後攻2ターン目自由なる冒険者、3ターン目曙の乙女・セラは強力な動きです。
これらを処理するためには荒野の休息から手に入れた0コストのナテラの大樹を吐きつつアリアの旋風を打つ、プレイ回数を稼いでシャムシャマを起動するなど本来やりたく無い動きを強要できます。
相手に処理札がなければフェイランやベイリオンの号令をかけてエルフクイーンでは取りきれない盤面を構築出来る可能性が生まれます。
ドラゴン
基本は接近ダゴン型、稀に庭園ゾーイ型やフェイスドラゴン
接近ダゴン型に関しては相手の手札が余程良くない限り、3面以上守護を残す事が容易な連携ロイヤル側の有利が取れています。
一方、庭園ゾーイ型に関しては相手が庭園を出してきた返しに君臨する猛虎やアルベール、セリアなどのリーサル手段がない場合、相手の盤面ロックを狙う以外の勝ち筋が無くなるため、安易にこちらの盤面を埋めることは避けましょう。
フェイスドラゴンに関してはゲオルギウスが厄介なものの、
・守護を立て続けることでリソース勝ちできる場合が多いこと
・2〜3ターン目に置くフォロワーでデッキの判別が付くこと
など対策がしやすいです。
対ドラゴンでは守護の複数展開、庭園下でのリーサル用など総じて君臨する猛虎の重要度が高いマッチアップになります。
覚えておきたい動きとして、接近ダゴン型の場合後攻4ターン目に自由なる冒険者+ラミエル進化により5/5スタッツのラミエルを残せれば万華の鳳凰+深海の接近で超えられない守護になるため、積極的に狙っていきましょう。
ロイヤル
環境的に下火であるが故に型が非常に多く、読み辛いリーダーです。
抜刀ディオネ型、抜刀アックステイカー型、守護ペインレス・守護ラインハルト型、守護ペインレス・スパルタクス型、無法者守護ペインレス型、無法者アグロ型、前寄せ連携ロイヤル、コントロール連携ロイヤル、潜伏型etc
これらを大まかに分けると
抜刀ワンショット型、アグロ型(潜伏含む)、守護ペインレス型、ミッドレンジ型(連携含む)
の4つに分けられます。
この中で多いのは抜刀型、連携型ですが、ともに守護に弱く、ナハトナハトに処理を依存している場合が多いため、選択不可フォロワーが3体以上いる盤面の処理が難しく、曙の乙女・セラがささります。
また、ロイヤルは守護ペインレス・ラインハルトのギミックをサブプランとして採用している場合が多いため、必殺フォロワーやナハトナハトなど相手のフォロワーへの回答を意識してマリガンをしましょう。
ネクロ、ヴァンプ、ビショップ
単キープ:君臨する猛虎、流麗なる槍術士
セットキープ:上記+2コス、ナハトナハト、曙の乙女・セラ
先攻:ラディカルガンスリンガー
後攻:ラミエル、レヴィオンの魔獣使い
ネクロ・ヴァンプ両者ともアグロが多いこと、型によっては序盤に大きなサイズのフォロワー(骸やフラウロスなど)が出てくるという共通点があります。
ビショップに関しては教会型が主流になってきており、序盤のムニャールを止める手段が必要になります。
そのため、守護を並べることに加えて除去札も必要になります。
流麗なる槍術士のダメージカット効果と必殺により1:2交換が可能になり、アグロムーブを抑制できるため、マリガンでの優先順位が高いです。
また、ヴァンプ、ビショップ、骸ネクロはアミュレットを出してくる可能性が高いため、ナハトナハトを強く使える場合が多いです。
2ターン目の動きが確約されているならナハトナハトを積極的にマリガンで狙っていきましょう。
【立ち回り】
ネクロ
アグロネクロ、骸ネクロ、グレモリーネクロ、ララ哲学者ネクロ
環境に多いアグロネクロと骸ネクロに対しては有利、一定数生息しているグレモリーネクロとララ哲学者ネクロに対しては五分〜微不利です。
理由として、
・アグロ、骸ともに守護・必殺・ナハトナハトがよくささり、相手のムーブを止めやすい
・一方で上振れムーブに対する対処が難しい
・グレモリーやララ哲学者型は冥府への道を積んでいる事が多く、守護では防ぎ切れないことが多い
の3点が挙げられます。
基本的にはアグロか骸型を警戒し、
守護>流麗なる槍術士>ナハトナハト
の順でマリガンします。特に君臨する猛虎は時間稼ぎをしやすく、アクセラ猛虎で止めつつナハトナハトで一掃というムーブが決まりやすいです。
ラディカルガンスリンガーに関してはマリガンで是非持っておきたいカードなのですが、出すタイミングには注意が必要です。
特に先攻の場合、安易に1ターン目に出してしまうと相手が骸型だった時に処理札が無くなってしまう恐れがあります。
そのため、こちらの2ターン目の動きが見えていない時以外は相手の2ターン目までの展開を見てから判断するのが良いでしょう。
ヴァンプ
狂乱ヴァンプ、シェムハザアグロ、稀にコントロールヴァンプ
狂乱ヴァンプ、シェムハザアグロは微有利、コントロールヴァンプは不利です。
理由として、
・狂乱ヴァンプ、シェムハザアグロには守護フォロワー・流麗なる槍術士がよくささること
・シェムハザやイオ、サードニックデーモンによる除去に弱いこと
・コントロールヴァンプにはリソース負けすること
の3点が挙げられます。
狂乱ヴァンプ、アグロヴァンプと戦う上で流麗なる槍術士は序盤から役立ち、3ターン目のフラウロスや悪逆の公爵・ユリウスを無傷で取ることで1:2交換を可能にします。
狂乱ヴァンプに関してはナハトナハトと曙の乙女・セラがささり易く、
・煉獄のダークナイトやフラウロスを絡めた多面展開をする場合にアミュレットが必要なこと
・ヴァーナレクの破壊効果に強い守護であること
が挙げられます。
一方で、サードニックデーモンが非常に辛く、サードニックデーモン+加虐の独房で進化権とリソースを温存されてしまうと一気に不利になります。
他に、眠れる輝竜・アーサーは相手の打点を止める役割を持ち、5ターン目の曙の乙女・セラ+アーサーは守護+ダメージカットの動きができる為非常に強力です。
アグロを抑える事ができる為、覚えておきましょう。
コントロールヴァンプに対しての立ち回りは、
・リソースを保つためになるべく手札や進化を切らないこと
・絶望セリアで盤面のフォロワーを回収し、リソースを回復する動きを覚えること
・盤面に処理する程でもない小粒フォロワーを残すことで信念の剣閃をかけて一気に削るプランを取ること
などが挙げられますが、大抵の場合はアザゼル+招来の大天使でこちらの出せる打点圏外まで逃げられ、10ターン目の直接召喚ゼルガネイアでゲームを決められます。
どうしても勝ちたい場合は、前述の安らぎの女王と高潔なる騎士・レイサムをデッキに組み込めばアザゼル下であってもダメージを与えられます。
ビショップ
教会ビショップ、安息ヤテラントゥ、稀に守護ビショップ、エイラビショップ
環境に多い教会ビショップには有利、安息ヤテラントゥとエイラビショップには微有利、守護ビショップには微不利です。
理由として、
・アミュレット主体のビショップにナハトナハトでの除去やアクセラの君臨する猛虎での盤面ロックが決まりやすい
・教会ビショップには処理し切れない盤面を押し付ける事ができる
・安息ヤテラントゥは安息下でのフォロワー処理自体は容易なものの、ヤテラントゥによるバーンダメージが重いこと
・エイラビショップはナハトナハト、流麗なる槍術士、エンハンスアルベールのおかげで基本有利だが、こちらのサーチやドロソが少ないため引けずに負けることがある
・守護ビショップはウィルバートのバーンダメージやアンヴェルトのAOEが重く、エンハンスアルベール以外の勝ち筋が少ないこと
などが挙げられます。
教会ビショップに対しては他のアグロと同じく複数の守護やナハトナハトが有効ですが、序盤にゲルトをプレイしておくことで早期にパニッシュメントスナイパーを出させる・進化権を使わせることも攻略のカギになります。
後半になって包み込む願いからパニッシュメントスナイパーに繋げられると眠れる輝竜・アーサーのバリアを突破しつつバーンダメージを入れられてしまう為、とにかく早いターンに出させることでトータル打点を減らすことも重要です。
また、処理に関してはナハトナハトがいない場合でも、守護によって相手フォロワーの体力を削り、眠れる輝竜・アーサーの進化で出てくる眠れる獅子・モルドレッドの効果で一掃する、という手段も取れます。
安息ヤテラントゥについては、リーサルを取れる場合以外は絶対に盤面を埋めないことを意識しましょう。安息下のアイギーナを取る手段としてナハトナハト、ラディカルガンスリンガー、ミストリナの刃がありますが、ミストリナの刃はランダムのため盤面を埋めてしまうと処理が出来ません。
盤面を埋めても良いケースとして、4ターン目にナハトナハトをプレイし、タイラントオーダーを手札にキープしておく場合があります。
ただし、このプレイをする際、
・安息下でも盤面でリーサルがとれるorベイリオンの号令でリーサルがとれる
・楽園の双翼・ガルラと相打ちを取られるフォロワーを出していない
という条件を満たしていないと難しいため、あくまで参考程度に覚えておいて下さい。
エイラビショップに対して特筆することとして、絶望セリアの使い方です。
十天覚醒環境でよくやっていたのが、相手の進化権が切れて盤面に残ったナハトナハトや流麗なる槍術士を絶望セリアで回収し、擬似リソース回復手段として用いる動きです。
進化権が切れた後に除去できる手段として放浪する料理人、ロレーナ、クルト+複数回復(あまり見ないですが平等なる裁き)ぐらいのため、君臨する猛虎のアクセラやシールドフォーメーションを使うことで守護裏フォロワーは意外と残りやすいです。
他のデッキと戦う時も絶望セリアで回収する動きが生きる場面があるため、覚えておくと良いかと思います。(ex フェイランを回収して除去札として使う、対AFで広げてしまった盤面を少なくするなど)
以下2リーダーはほぼ負け越しており、お伝えできるほどの戦略が立てられていない為、簡単な解説になりますことをお詫び申し上げます。
(良い立ち回りを知っている方、Twitterで教えていただけると幸いです)
ウィッチ
全力で曙の乙女・セラマリガン
こちらの序盤に疾走札が少ないため、曙の乙女・セラの選択不可守護に依存しております。
ウィッチの3ターン目は君臨する猛虎よりも流麗なる槍術士やゲルトと言ったスタッツが高い・ダメージカットを持つフォロワーの方が場残りしやすいため、セラを引けない場合のサブルートとして出していきましょう。
また、最近では魔力の複製やグランドブレイクを採用することで水晶の魔剣士の達成を早めるデッキが増えており、デッキアウト勝ちを狙いに行けるケースも増えた為、覚えておくと良いでしょう。
ネメシス
ナハトナハト、信念の剣閃、ラディカルガンスリンガー
AFネメシスに関しては不利マッチのため、相手の事故以外勝てません。
が、少しでも勝率を上げるためには
・盤面に残らない除去札
・エネスへの回答
・アナライズシオンへの回答
・アグロプランへの回答
が必要になります。
特に後攻のナハトナハトは先攻のアナライズシオン展開を返すことができるため、2、3コストよりも優先してキープしましょう。
〜終わりに〜
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
拙文ではございますが、皆様のお力になれれば幸いです。