【DOVアディショナル後環境】アンリミミッドレンジロイヤルの構築とアディショナル以降の変更点について
〜初めに〜
※長らく記事を放置し、いつの間にか環境末期になっていました。
DOV環境アディショナル後のメモ書き程度にこのnoteを残しておきます。
社会のボトムズと申します。
DOVアディショナル後アンリミテッド環境のロイヤルでランキング14位を達成しましたので使った構築及びアディショナル前との変更点を記載します。
立ち回りに関してアディショナル前と大きな変更点は無いため、以下の記事もご参照いただけると幸いです。
【DOV環境】アンリミ連携ロイヤルの構築とマリガン、立ち回りについて
<構築>
アディショナル後構築
アディショナル前まで使っていた構築
変更したカード
2枚採用だったラミエル、眠れる輝竜・アーサー、フェイランをキャットアドミラル、バニー&バロンと変更しました。
理由として、
・ラミエル、アーサーに進化を切るより進化権を顔への打点として使いたい
・ラミエルがウィッチに対してもあまり刺さらなくなった
・フェイランによる盤面形成が勝ち筋になるマッチが減った
・ネクロと違いフェイラン素引きによる事故のリカバリーがし辛い
ということが挙げられます。
一方、キャットアドミラルとバニー&バロンの利点として
キャットアドミラル
・1枚で多面展開でき、ロック択にも使える
・ゲルトとの相互シナジーがあり、バーン効果があるので後半に引いても腐らない
・指揮官であるため流麗の槍術士の安定度が増加
・自身に守護が無いため猛虎やセラによる守護裏残しが強力
バニー&バロン
・本体、アクセラともに除去性能が高く、盤面フォロワーをフェイス打点に換算しやすい
・魔導四輪車Vの2コスト4/4疾走を予約でき、ランダム効果の2点バーン、1ドローによるトップ解決が強力
・自壊用の弾になるので雷滅卿アルベールとのシナジーが高く、7ターン目の冒険者・アドミラルとの相性も良い
以上が挙げられます。
アンリミテッド環境におけるミッドレンジ系ロイヤルの勝ち筋として、小粒の守護により相手の足止めをして展開力で押し切るプランと序盤からアグロムーブを決め疾走で殴り切るプランが主なので、キャットアドミラルとバニー&バロンはミッドレンジ系ロイヤルに組み込みやすい性能です。
<デッキ相性>
エルフ
ロキサスリノ 微不利
アグロエルフ 有利
豪風リノ 有利
アマツエルフ 微有利
解説
アグロ・豪風リノ・アマツエルフに関しては、ラディカル・流麗で盤面処理しつつ立て続けに守護を立てられるため有利です。
ロキサスリノに関しては多面守護によってロキサスムーブを抑制できる一方、エルフクイーン・ヴァーミンハンター・ギガントパスチャー・ゼノサジタリウスなど除去が豊富なため、こちらのリソースが切れたタイミングでロキサスムーブをされること、除去しながらバーンを飛ばされるためロキサスが無くてもリノセウス圏内に入ってしまうことの2点からやや不利となります。
ロイヤル
抜刀全般 有利
ペインレスロイヤル 有利
コントロールロイヤル 不利
解説
抜刀系は守護を立てる事で対策ができ、サブプランとして採用されるラインハルトやペインレスに対しても必殺やナハト、バニー&バロンで突破が容易なため有利となります。
一方、コントロールロイヤルに関してはリソース勝負になるため不利マッチです。
勝ち筋としては、進化権を残しつつ8ターン目にバニー&バロンをプレイ、Vが出る状況を作り9ターン目にエンハンスアルベールで一気に削る戦法くらいになります。
なので、他のマッチよりもバニー&バロンとアルベールの価値が高くなります。
ウィッチ
超越ウィッチ 先攻有利
疾走ウィッチ 微不利
解説
超越ウィッチに関してはキルターンが6ターンのため1ターン猶予を多くもらえる先攻の方が有利になります。
先攻だと5ターン目にフォロワーが盤面に残っている事が多いため、3ターン目に流麗なる槍術士、4ターン目にアクセラ猛虎をプレイし、5ターン目に顔進化+バニー&バロンもしくはアルベールで顔を詰めるムーブが強力です。
後攻の場合はマリガンから曙の乙女・セラを狙い、選択不可守護を立てる事で盤面にフォロワーを残りやすくする事が重要です。
2コストフォロワーは虹の輝きやアクセラ輪廻からの熾天使の剣の的にされやすいことと、後攻ならマリガンの過程で2コストフォロワーを拾いやすいので、マリガン時は全力でセラを狙いにいきましょう。
ちなみに、手札にセラが複数いる場合は早期にルーニィを切らせる事で後々のバーン・回復を減らせるという意味でも3ターン目に素出しするのも良いでしょう。
あわよくば4ターン目にセラが生存した場合、流麗やゲルト、剣閃をかけられれば一気にアドを取れます。
疾走ウィッチに関しては、相手のマイザー次第になりますが、超越と違ってキルターンが定まっていないため、セラやレヴィオンの魔獣使い、ナハトナハトでコンシード勝ちを狙いに行くことも出来ます。
疾走ウィッチの場合、長く戦うためにもセラはなるべく回復札として使いましょう。
ドラゴン
深海ダゴン 有利
庭園ゾーイ 先攻有利
解説
深海ダゴンは守護を立てる事である程度対策が出来るデッキになります。最近は火竜の火山を積んだ型も多く見かけますが、流麗やゲルトをアクセラ猛虎で守る事で生存させると顔詰めプランを立てやすく、逆に相手のフォロワーが自壊するためそこまで気になるカードではありません。
一方、庭園ゾーイに関してはアグロプランで5ターン目までに決め切らないと難しいマッチです。
ただ、ゾーイを出された後でも小粒守護を毎ターン立てる事で盤面ロック勝ちできる択もありますので、練度が高い相手には決まりませんが、覚えておくと良いでしょう。
ネクロマンサー
アグロネクロ 有利
骸ネクロ 有利
ラスワネクロ 不利
解説
アグロ系のデッキに強いことがウリのデッキですので、アグロネクロに対しては有利ですが、金鉱のネクロマンサーだけには注意しましょう。
この1枚で一気に形勢を逆転されかねません。
そのため、返しに処理できるカードかリーサル札が手札にない場合はなるべく進化権を温存しましょう。
骸ネクロはアクセラ猛虎やシールドフォーメーション、セラはで動きを止めつつ流麗やラディカル、バニー&バロンやナハトナハトで大型フォロワーを処理し、コンシード勝ちするのが勝ち筋になります。
そのため、型が分かるまでは上記のカードを温存した方が良いです。
ラスワネクロに関しては、相手の処理札と守護、回復手段が豊富なため、不利マッチとなります。
トートやクリストフの起動までにアグロムーブで決め切りましょう。
ヴァンパイア
狂乱ヴァンプ 微有利
シェムハザアグロ 微有利
解説
狂乱ヴァンプは
・アミュレットが多いのでナハトが強く使える
・セラの回復・選択不可守護が仕事しやすい
・流麗なる槍術士により序盤の盤面展開を阻害しやすい
という点が有利です。
一方で、サードニックデーモンやショナルハザが絡むと進化権やリソースを保持しながら攻められるため、こちらの息切れがしやすく不利となります。
特にナハトから手に入るタイラントオーダーは安易には使わず、煉獄のダークナイト裏のサードニックデーモンなど守護裏フォロワーを取るために使うよう意識しましょう。
ジェムハザアグロに関してはイオがいる分手札の守護を丁寧に扱いましょう。
相手の進化権が切れるまではある程度顔で受けることも必要です。
そのため、セラは展開用よりも回復用に使うと良いです。
ビショップ
教会ビショップ 微有利
ヤテラントゥビショップ 不利
教会ビショップは
・シールドガーディアンによる足止めが効きやすいこと
・ナハトにより一気に盤面を返せること
・アミュレットが多いため盤面ロックをしてこちらの守護裏にフォロワーを立てやすいこと
と言った理由から有利です。
一方、絶望の聖女・ジャンヌやパニッシュメントスナイパーが絡むと守護の複数除去をされ、形成を逆転されてしまいます。
ヴァンプと同じくセラをなるべく回復用として使うこと、序盤にゲルトをプレイしパニッシュメントスナイパーの打点が増える前に切らせることを意識しましょう。
ヤテラントゥビショップに関しては、序盤から複数展開により盤面を形成しつつ盤面ロックに備えるという難しいプレイが要求されます。
アイギーナ型であれば相手の動きが比較的なことに加え、ナハトや剣閃による除去が可能なため微不利程度ですが疾走型の場合は除去+バーンダメージが重いため不利となります。
ネメシス
AFネメシス 無理
解説
相性0:10くらいなので、相手の事故くらいでしか勝てません。
一応、相手の場にアミュレットが置いてある状態で4面シオンをしてくれた場合にキャットアドミラル+アクセラ猛虎で盤面ロックをかけつつバーンで削る戦法や、アクセラ猛虎とナハトナハトでロック・除去をかけつつライブラリアウトを狙う戦法もありますが、上級者にはまず通用しません。
また、盤面にフォロワーを並べ1/1守護を立てれば相手が加速装置を持ってない場合に限りアナライズアーティファクト自害ができず盤面処理が追いつかなくなりアグロ勝ちできる択もあるので、手札に処理札がない場合は割り切りで横並べプレイをしてみても良いです。
〜終わりに〜
ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
ロイヤルのデッキ構築・対策にお役立ていただければ幸いです。