![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64830150/rectangle_large_type_2_0bddbbf4dbc8626bb8cb72780195cdcc.jpg?width=1200)
未来のために鳴らす
更新がしばらく滞ってしまいました。noteを書くときは少しばかりネガティブな気持ちである事が多くて、そういう意味では穏やかな生活をしていたように思います。10月はというと、コトリを観に沖縄と宮崎と横浜へ、ハルカミライを観に幕張へ行く週末を過ごしており、あっという間に過ぎていきました。そして今はというと、コトリの50カ所ツアーセミファイナルを見届けるべく、東京へ向かっています。私はファイナルDaisyBarには行けないので15箇所目にしてツアーの締めです。
来年今の職場で正社員になろうと思っている私にとってこれだけ好きなことに打ち込める1年は最後かもしれない、と思って行けるところ全部取った4月。ツアーで貯金使い切って死んじゃおなんて思いながらツアーが始まった6月。あの人と知り合ったのもその頃で、お別れしたのは8月。髪色自由という改革が職場に起きた事を機に学生の頃ぶりに髪の毛をピンクにした夏の終わり。そして、職場での昇格と昇給。この半年の全部の出来事にはずっとコトリの音楽がそばにありました。
全部が良かった事であるわけなんてなくて、小さいものから大きいものまで沢山の酸いも甘いもがありました。それでも酸いの分支えてくれる人たちがいて、出会いがあったし、甘い部分には存分に感謝する事ができました。そしてその経験に無駄なんてなくて全部がより良い自分にしてくれる糧だったと思えます。
友達も少なく、恋人もいない、家族の形が歪な私から音楽をとったら何もなくて、音楽が好きだから少しだけ私を好きになれる気がします。好きなバンドの歌詞をわかりたくて難しい言葉や訳を調べたり、好きなバンドと同じ景色が見たいから今日も私はバスに乗る。きっと私は何処へでも行ける、とすら思っていて、そうやって私の世界はずっとずっと広がっていきました。
ツアーが終わろうとしていることは本当に寂しくて、これから何を生き甲斐にしていけば、、とすら思うけど、この半年でたくさんの経験をした私はきっと大丈夫だと思うし、この日々が後ろから照らしてくれると思います。それにまた沢山の希望を生活の中で見つけることができるでしょう。その希望の中にはコトリの音楽が永く居てくれる事を願って、今日を見届けたいと思います。
PLAY FOR THE FUTURE.