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言葉 の のろい

「幼い頃に 言われた事が
今も 私を離さない。」

皆様 おはちゃです。長月でございます。
何故だか 長月は noteを 深夜に書く傾向があるようです。
....考えものですね。

では、

本日もゲームから 離れたものを。

前回 投稿致しました【今ふと 思ったこと】の続きと言いますか、何故 長月があんなふうになったのかを こちらに 書いていこうと思います。

よろしければ 【今ふと 思ったこと】をご一読いただけると幸いです。

何故 長月が 【真面目すぎる】人間になったのか。
お話していこうと思います。

育った環境 、家庭にもよると信じたいですが 長月の家庭は ゲームをするなら勉強を。これはよくある話だと思いますが、そうではないのです。

忘れておりましたが、
わかっておいて頂きたいのは
両親が悪いという事は断じてありません
そのことを お忘れなきよう。

では 本題へ。

【幼い頃、あまり褒められたことがない。】
【いい子になってね】
この事、言葉が 長月にとって 「のろい」となっていました。

一つ目は置いといて、二つ目は 誰もが願う事。
誰も 我が子が悪人になれと願わないと思います。

でも その言葉の蔦が ずっと ずっと 長月の脚に絡みついて 歳を重ねていく事に 上へ上へと 伸びてきて喉まで 締め付けていきました。

長月は 自身の思い込みで ここまで長月を苦しめていました。

『自分の思っていることは 誰もが思っていること』だと 信じておりました。

【いい子になる】というのは 自分の意見は言わず 誰かのために自分を犠牲にし、生きる事だと。


そんなはずはない。
そう 頭は言っても 理解は出来でいないのです。

『なら あの時 あんな事を言わなければ 今のような 悪い状況になっていない!! 私が言わなければ 良かったんだ!!!』

中学に上がってから 現在高校2年まで、そんな出来事が ありました。
数は少なかれ、その一つひとつが 大きなものでした。

長月だけでは ないのでしょう。
しかし 長月は そういった事を 周りに話さない子でした。
ひっそりと、目立たないように。
足音を立てずに歩けるようになるほどでした。

中学時代の長月の話を致しましょう。

...とその前に少し 小学時代 の話を。

小学生 から見た 中学生というのは とても大きく見えました。学力であっても 身体的なものであっても。少し横を歩けば 自分との身長差に どれほど驚いたことか。
小学時代は 男子と外で ドッジボールをして遊ぶという 長月でしたが 中学は とても怖かった。

友達と離れるのが嫌?
そうではないのです。

初めて会う人が沢山いるから?
いいえ、寧ろ 楽しみでした。

では何故?

ただ 怖かった。
環境の変化が。クラスが増え、人も増え、教科も増え、果たして 長月はついていけるのか、頭の片隅に 「一人になっては ダメだ。」というものがございました。何分、あの頃のおなごの〈可愛い〉〈カッコイイ〉など 長月の思うものから かけ離れていましたから。

長月は その「ひとり」という見えない恐怖に 怯え、戦っておりました。この恐怖に屈してはならないと。しかし その思いは届かず、〈学校〉という 先の見えない ながい ながい 洞窟に たった12の子ども が 迷い込んでしまいました。

中学時代

この辺りも ササッと終わらせましょう。

中学入学後 環境が 変化しすぎて 気持ちが追いつかず、人と話すことが 怖くなった長月。声がとてつもなく小さくなったのです。
そんな長月は 吹奏楽部に 所属しておりました。
担当楽器は、気になる方は Twitter DMまで。
上に書いてある通り、長月は 人と話すことが苦手になった事で 嬉しかった事や嫌だったことは 親友にも 家族にも話しませんでした。ましてや 恋話は。
こんな長月にも 一応 誰かを思い焦がれる心はあったようで。一目惚れというやつです。でも お互い 部活が忙しく 別れ、今は 頼れる数少ない友人です。それはさておき、こういう恋心が 人とは違うと感じたのは この時期。 この事に気が付いたことで さらに 心を閉ざした長月。
「もの」への執着がとても強かったのです。
人と関わらない分 楽器が唯一の癒しでした。学校へ行く理由も 楽器へ会いに行くためでした。
ただ あの音が好きで。あの子、(楽器のことです、 )あの子と一緒に音を奏でる事が 何より楽しくて。時間があれば掃除をし磨き。他の人には触れて欲しくなかったので 常に自身の傍に置くようにしていました。
...ほんとに好きだったんだ。あの子の事。
今でも もちろん 大切です。
あの楽器に出会っていなければ 今の長月は いません。ましてや 「note」は書いていないでしょう。
苦しいこと、理不尽なこと、ケンカ、たっくさんありました。 長月の担当楽器は ひとつ上の先輩はいませんでした。人数が足りなかったのです。仕方ないこと。 同じ状況の一緒に2年まで頑張った子に 泣きながら「やめていいかな」と 言われたこともありました。でも 長月は 一緒に頑張りたかった。何故なら 同期全員と話さなくとも 全員の音が好きだったから。その子とは 最後まで一緒に走りきりました。
嬉しいこと、楽しいことも たくさんあったから。

本当に充実した 三年間の部活動でした。

話が それました。これ以上書くと長くなりますので 中学時代は この辺りで 。

そんなこんなで ひねくれた 長月。

人よりも 「もの」の方が愛おしい と感じる長月が高校へ上がるとどうなるか。

長くなりました。
やっと 現在の 高校時代です。

高一。
この一年で 今まで抑えることができた「のろい」が ついに 表に姿を表しました。

長月は 単に 授業を受けたかった。知らないものを 知りたかった。どうして 50分間 静かにする事ができないのか 理解出来ませんでした。簡単に言うと 授業崩壊が 起こりかけてました。
『ざわつく』といえば 可愛いもので『騒がしい』と言っても まだ 足りないくらいでした。

それなら 家でも勉強すれば?
そうですね、確かにそうです。でも あの時の長月は そこまで頭が回らないくらい 混乱しておりました。 何故 静かにできない。何故 立ち歩く。何故、何故、何故。 そう考え続け 10月辺りだったでしょうか。初めて高校を休みました。 朝 起きて とてつもなく頭が痛くて。
次の日 高校へ行くのが怖かった。その理由も 話しませんでした。誰にも。
怒りの、喜びの、悲しみの 表情は どこかに落としてしまったみたいで、無愛想な顔が ひとつ 完成しておりました。
人間というものは 不思議なもので、長月だけなのか 感情を抑えすぎると どれだけ好きなものをみても 何も感じなくなるのです。ただ 『あぁ、話しちゃダメだ。私が話せば みんな 機嫌を悪くする。もう 誰の怒鳴り声も聞きたくない。そうか、何も言わなけれないいんだ。』という 考え。今何故 こんなふうに思ってしまったのか。他人の目は気にせず 本当に好きなものを愛せば良いのだと。

しかし ここで頭をよぎるのは
そう【いい子になってね】という言葉。

昔なら 「何言ってんだ、当たり前だろ そんなこと」とさえ思っておりました。
長月の場合 成長すればする程 周りの反応が気になり、そして 気にしすぎ、 自身を縛り 苦しめてきました。

しかし ある出会いが 長月を 良い方向へ 導いてくれたのです。
高一も終わりに近づいた頃、大学説明会が分野別に分かれ、教室で行われました。
その時、隣に座った彼女が もう一人の友人。写真部に入らないかと 誘ってくれた人です。
初対面なのに 話しかけてくれて しかも 二次オタと来た。話が盛り上がり、その一日で仲良くなりました。写真を始めたことで だいぶ 精神が安定し、好きなことを たくさん話せるようになりました。

しかし 高二の後半に差し掛かった時。最悪な事態が起こりました。何かとは言えませんが、今までゆっくりと時間をかけて積み上げてきた、「自身の心」が砕け散った感覚に陥りました。
今までなら 「あぁ ダメだ、話しちゃダメだ」と思って 言いたいことも 言わない方がいいことも 口にしませんでした。 しかし 口に出してしまったのです。思ってることを。
問題が起き、解決までに 4ヶ月かかりました。その間、無理やりにでも 笑顔でいなければ 外にも出ることができないほどでした。

人間関係は 何故 ここまで難しくなったのでしょう。不思議です。

今まで何も言わなかったのに どうして言ってしまったんだろう と。
解決後、面白くないことでも 笑うようになって お話した事がある方は わかると思いますが、 面白いところがない場面でも 笑ってたりした事があったと思います。ついに 頭おかしくなりました。好きなもの に関しては全て覚えていたのに それすら 思い出せなくて。
【いい子】というのは 黙っていなくては。
先生に 言えばよかった、でも 誰かに頼るということが 怖かった長月は 誰にも話すことが出来ませんでした。

今は と言いますと、全てが 空になった状態から まだ 良くなりました。
嬉しいことがあれば 喜び、悲しいことがあれば 泣き。それでもまだ 自分へ違和感を感じますが。

あまり 褒められていなかったというのは、両親が 言葉に出していなかっただけで、長月はいい子になっていたそうです。良かった。


これで 自分語り を 終了しようと思います。
長々と 綴ってしまいましたね...。
長月は まぁ...こういう人間です。
今は 会いたい人たちもいれば 憧れの人もいる。 楽しい日々を過ごしています。
寂しがり屋な人が 拗らすと 大変なことになるので、共感出来た方・こんな人近くにいるなって思った方、一度だけ 自分から 誰でもいいです。誰でもいいので 話しかけてみましょう。
そうしたら 案外 気持ちが楽になるかもですよ。
以上長月の意見でした。

それでは この辺りで。
お付き合い頂き、ありがとうございました。

長月



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