7つの職場を渡り歩いた私の言い訳⑲~ベテランは良いことか~
こんばんは、本気(マジ)です。
いつもありがとうございます、お疲れちゃんです。
本日は、仕事においてベテランは良いことか、を考察したいと思います。
私も同じセクションで11年が経とうとしています。
「本気(マジ)さんが異動したらこのセクションが大変なことになるから異動させられない。」
なんて、嬉しいことをお世辞にも言ってくれる人もいます。
それなりに職場で評価されてきたと感じています。
しかし、私個人的には良いことだけではなくデメリットも多いと考えます。と言うことで、ベテランの良い面とデメリットを考察します。
良い面
・顧客が安心する
・チームワークがスムーズ
・作業効率が良い
・組織の信用が高まる
デメリット
・組織の活性化が図れない
・若手の成長を阻害する
・馴れ合い、油断が生じる
・リスク管理が甘くなる
会社や組織は持続していかなければなりませんが、ベテランはそのうち引退します。
私もかつて大ベテランから仕事を引き継いだのでその大ベテランの先輩が引退する前と後のプレッシャーは半端なく違います。
引退した後の引き継ぎの負担を考えると精神衛生上良くないです。
ですが、顧客の信用獲得を第一に考えると、ベテランの影響力は組織と顧客双方にとってとてもありがたいのです。
商売は提供する側と顧客の需要と双方の利益がかみ合って成立しますが、そこに信頼関係がいかに築けるかが鍵となってきます。
そこにベテランの仕事はとても威力を発揮します。
しかし、双方がベテランの仕事に甘えてしまう形になり、それが諸刃の刃となりお互いのリスク管理に甘さが生じる恐れがあると思います。
ですから組織の将来を考えるのであれば、あまりベテランの影響力を強くするのは返ってマイナスではないかと思っています。
ベテラン自身も今さら新しいセクションや担当替えは少し辛いかも知れません。
ですが、そうした人事異動は職務に対する馴れ合いや油断を抑止しリスク管理を強化するといったメリットがあると思います。
私自身は今の職務は慣れてきて快適領域にいる状態なので、配置換えや担当替えになれば一から勉強でまた大変ですが、同じ職場にいながら自己成長できると割り切れると思うので、ベテランの影響力を強くするのはどちらかというと反対派です。
すべての職種に当てはまる訳ではありませんが、総合職や一般職の場合は注意が必要と考えます。
ということで、ベテランの影響力はほど良い程度に、あとは若手を育てた方が良いと言うことで、本日は失礼したいと思います。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
明日がみなさんにとって良い日でありますように。
では、ごきげんよう。