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読書記録「ハードラック」

〜今日の1冊〜

今日は薬丸岳さんの作品を紹介します。

二五歳にもなって日雇い仕事する失い、「大きなことをするため」闇の掲示板で四人の仲間を募った仁は、軽井沢で起きた放火殺人の汚名を着せられてしまう。なぜおれを嵌めた?信じられるのは誰だ?手探りで真犯人を探す仁、闇世界の住人たち、追う刑事。物語は二転三転し、慟哭の真相へと向かっていく。

Amazonより

〜読後の感想〜

日々の生活に困窮する青年が、闇サイトで仲間を集め、悪事に手を出してしまいます。
現在でも起こりそうな出来事にちょっとリアルさを感じました。
青年と関わる仲間にも様々な辛い境遇があり、それを知るとその人達が闇サイトに手を出さなければならなかった理由みたいなものが見えてきて…そこはちょっと複雑な気持ちでした。
特に、主人公の青年の過去はあまりにも壮絶で、同情せずにはいられなかったです。
犯罪を許すことは決してできないですが…。


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