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読書記録「リカ」
今日の1冊です。
五十嵐貴久さんの「リカ」。
こちら、私の大好きなシリーズの第1作品目です。
平凡な会社員がネット上で出会った女性「リカ」。
彼女は恐ろしい怪物だった…。
段々とエスカレートしていく彼女の異常すぎる行動は恐怖そのものです。
ホラーサスペンス大賞受賞作です。
・読後の感想
これは、ホラー小説ですね…だけど出てくるのは幽霊ではなく生身の人間です。
正直人間にここまで恐怖を抱いたのはこの作品が初めてだったかもしれません。
それほどに、一人の人間に対して恐怖を感じた作品でした。
しかし、怖いのに先が気になる一気読みの作品で、人間とは思えない異常な行動を繰り返す「リカ」という女性にのめり込んでいました。
人間としての恐怖を全面に出した作品で、描写も中々読んでいてきついものがありましたが文章自体はとても読みやすい作品となっています。
400ページ超えの作品ではありますが、あっという間に読み終えてしまうこと間違い無しの1冊だと思います。