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読書記録「ウツボカズラの甘い息」
〜今日の1冊〜
今日は柚月裕子さんの作品を紹介します。
家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって……。全ては文絵の虚言か企みか? 戦慄の犯罪小説。
〜読後の感想〜
500ページ超えの長編ですが、途中でやめれないほど続きが気になる、そんな作品でした。
普通の主婦が化粧品ビジネスで大金を手に手にしながら、まさかの殺人の容疑者に!?鍵を握っている女性が姿を消した…。
作品の後半は、犯人につながる人物が次々と出てくるし、大きな衝撃が立て続けに起こるからもう頭はパニックになりました。
犯人を追うごとに消えていく手がかり…、本当に犯人が見つかるのかと読みながらも心配になったほど。
最後はもう警察の執念が勝ったな〜という感じ。
かなり読み応えがある1冊でした。