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読書記録「十字屋敷のピエロ」
〜今日の1冊〜
今日は東野圭吾さんの作品を紹介します。
ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。
〜読後の感想〜
こちら1992年と約30年前の作品ですのでかなり古い作品ではありますが、時代を感じさせないです。
「ピエロの視点で話が進む」という一風変わった書き方も面白いし、犯人がわかってもその先にさらなる驚きを持ってくるあたりは、流石ですね。
最後の最後まで楽しませてくれました。
昔の本だとちょっと読みにくいかなって思って中々手に取れなかったんですけど、読んでよかった1冊でした。