読書記録「優しい死神の飼い方」

〜今日の1冊〜

今日は知念実希人さんの作品を紹介します。

犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。

Amazonより

〜読後の感想〜

地上のホスピスに犬の姿で派遣(左遷)された死神が、ホスピスにいる患者たちの「未練」を救っていく物語です。
ホスピスにいる患者たちは思わぬ形で繋がっていました。
私達の身近にある「死」を描きながらも、悲しいだけではなく、心が温かくなるお話になっています。
ミステリー要素は少なめな感じがしたのですが、「死」について改めて考えさせられました。
「死神=犬(名前はレオ)」のキャラクターが私達にツボにハマってしまいました。


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