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読書記録「6時間後に君は死ぬ」

〜今日の1冊〜

今日は高野和明さんの作品を紹介します。

6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが―刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。

Amazonより

〜読後の感想〜

各話全てに、「他人の未来が見える青年」が登場する連作ミステリーです。
高野さんの作品は、以前「13階段」というを読んだことがあったのですが、こちらは重めのミステリー小説だった印象がありました。
こちらの本もタイトルから重めのお話なのでは?と覚悟しながら読み始めました。
しかし、実際に読み始めると驚くほど読みやすく、ほっこりする部分もありました。
連作ミステリーなのですが、全体的に感動する話が多かった印象です。
未来に不幸なことが待っていても決して悲観せず、自ら未来を変えていこうと行動する登場人物たちに強く心を動かされました。


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