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読書記録「レイクサイド」

今日の1冊は、東野圭吾作品の「レイクサイド」

湖畔の別荘へ中学受験の合宿へ行った4組の親子たち。

そこで、殺人事件が発生する。

夫の愛人が殺されており、殺害したのは妻だというが…。

子どもたちのためと殺人を隠蔽しようとする親たちだが、事件は思わぬ方向へ進む。

・読後の感想

ページ数も278ページと読みやすい量でさらっと読めました。

子どもたちのためとはいえ、殺人を隠蔽するのは流石に許されないでしょ、と個人的には思ってしまいました。

しかし、殺人事件の裏には「裏口入学」という社会問題がありました。

自分たちの子供を入学させたいがために必死で学校側に取り入ろうとする親たちの必死さが伝わりました。

物語の伏線は最後にしっかり回収されていますので、読後感は良かったと思います。(モヤモヤした〜ということはなかった気がします)

・オススメしたい人

社会問題作品を読みたい人

軽めの社会派ミステリーが読みたい人





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