犬が耳を立てる意味!を解説
こんにちは!
前回は、犬のしっぽについて解説しました。
今回は犬の耳について、ちょっぴりと解説していきたいと思います!
1.耳を立てるのは何かに注目しているか威嚇のサイン
人間はごく稀に、自分の意志で耳を動かせるという人が
います。びっくりですよね…(;・∀・)
これは耳介筋(じかいきん)という筋肉の働きによるもので、
退化してはいるものの本来は誰にでもできることなのです。
これができない人は、単に動かし方を忘れてしまっただけ…
と言われています。
それに対し、人間以外のほとんどの動物はこの耳介筋がとても
発達しており、特に犬は耳を動かせます。
例えば、穏やかな表情で耳をピンと立ててるときは
なにかに注何目していたり、注意を払っていることを表しています。
ですが、耳が垂れている犬はわかりにくいですよね(;´Д`)
ビーグルやマルチーズなど、耳が垂れている犬をよく観察してみると
わかると思います。
いつもより力が入っていたり、ピクッと動くのがわかるはずです。
この状態から口角が上がったり口を少し開いて舌を出した場合には、
「おもしろそうだぞ」という印象を持ち始めているんです。
耳を前方にやや傾けて歯を見せたり、鼻や唇にシワが寄っている場合は、
威嚇や自分の存在を誇示している証拠です。
たれ耳の犬でも耳に力が入り、水平方向に持ち上がっているはず。
また、室内や庭でこんなしぐさを見せたときには、
犬が注目している方向を見て、たとえば庭に猫が侵入してきたり
見慣れない置物だったりを取り除いてやると落ち着くことが
ほとんどですので、試してみてください(*‘∀‘)
2.耳を倒しているときは犬の気持ちを尊重に!
犬の耳が後ろに倒れてるときってありますよね?!
実は、これにはいろいろな意味で注意が必要なんです!
なぜかというと、プラスとマイナスという正反対の気持ちを
表してることがあるからです。
これを見誤ると、飼い主の信頼を失うようになりかねないので
注意してください。
耳が後ろに倒れていても、表情が豊かで尚且つ歯を見せず
鼻にもシワが寄ってない場合は、
「あなたに服従しますから、仲良くしましょう」
という友好的な態度です。
相手を尊重している表情でもあるため、飼い主にこの態度を
見せるようなら、しつけがうまくいっている証拠です。
耳が後ろに倒れていても、左右に突き出してるときには
「なんか怪しいぞ」「怖いな…」と考えるため、
防衛的な気持ちになっています。
たとえば、車に犬を乗せようとしたときにこのような態度を
とったら、車に乗るのを拒んでいる…と考えてください。
耳がこの状態で、さらに歯を見せたり鼻にシワが寄りはじめた場合は、
恐怖のレベルがかなり高くなっていますので、
このまま、無理矢理車に乗せようとすると攻撃に出る可能性が
高いので、注意してください。
耳の位置が定まらず、前や後ろ、さらに下などに動かしているときは、
どうすればいいのかを考えてる最中なので、犬の考えがまとまるまで、
見守ってあげるといいですよ(^_^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬の耳で、気持ちがわかることもあるので飼っている方が
いらっしゃいましたら、観察してみて下さいね☆