漫画感想BAN 第三十四回「ONEPIECE祭り、それだけだ」
第一部 「ONEPIECE祭り」
はじめに
今回は貯めに溜め込んだONEPIECEについての感想をお送りします。
ようやく書く暇が出来たので、何よりです。
第一章 ONEPIECE 第1134話「フクロウの図書館」
ロビンとサウロの再会を果たし、ジンベエの影響の所為なのか?任侠風のあいさつを交わすルフィ。
ロビンを守ってくれたことへの思いを込め、サウロが感謝を述べます。
するとロビンは私なんかと言いながらも、守ってくれる麦わら海賊団の愛を述べた瞬間、守ると泣き始める場面は愛を感じました。
ルフィ達の挨拶を済ませ、ベガパンク改め、リリスがジンベエ達に運ばせていた物の正体。それは紛れもないクローンとしてのベガパンクの素体でした。
リリスはこのエルバフを拠点に新たなエッグヘッドを作りあげるようです。これは何とかなるフラグと思いたいのですが、今後の展開を思うと何とも不穏。
それから、それぞれが別行動をとる形となり、ルフィ達はエルバフに住む少年少女たちに会います。
しかし、其処にあったのは、ルフィ達が思い描くエルバフではなく、平和に生きる少年少女たちの姿でした。
戦いより他国との交易を第一としたウォーランドの前国王こと、ハラルド王の言葉により、政治手法を変えたことによるものでした。
それもマザーカルメルの進言が効いているようです。この言葉のお陰でワンチャン、海軍でもいつかはエルバフを打倒出来る時代が来るのかもしれません。
こういう思想教育によって、エルバフと言う強国を骨抜きにすると言う考えもあると言う記事を読んだので、平和であることはいつだって正しいかは、分かりません。
しかし、そのハラルド王も死んでしまい、現在この国の王は空席と言う状態と言うのが現状。これがロキとハイルディンの関係に於いて、どのように作用するのやら?
一方のロビンとチョッパー、ボニー、リリスはフクロウの図書館を訪れます。其処に置いてあったのは、22年前、大火事で焼失したかに思われたオハラの書の数々でした。
瞳を輝かせるロビン。オハラの悲劇で全てを失った彼女でしたが、あの時の思いだけが残っていて、本当に良かった。
因みに図書館の主こと、イクイクの実の能力者こと、ビブロが無機物のみを巨大化させてくれる為、この部屋にある本は巨大化するらしいです。
この本を起点にこの世界の真実やベガパンクの語っていない事実も明らかになるんでしょうか?その為にも頑張って欲しいんですけど、長居はするなと言われてるだけにね・・・。
その頃、ロキはモサ公なる謎の人物との電伝虫を通しての通話を行っていました。
会話の内容は全く読めないのですが、恐怖体験の話し、長い付き合い、徹底的にやる等、何とも掴めないワードばかりが並んでいましたが、ここまで来るとロキが何だか愛おしくなってきました。
やはり、彼は多くの人が思うような人間ではないような気がしてなりません。とても世界を滅ぼすような存在とは思えないのですが・・・。
そして、この回最大のポイント。五老星の出現の際に現れた謎の魔法陣より現れた黒いローブの2人。包帯の女性?とシャンクスにそっくりな謎の男。
考察では神の騎士団では?と呼ばれていますが、そうなんでしょうね。そうであると期待しますが、シャンクス似のこいつは一体何なのか。いつかの五老星の対談の際に居たシャンクスはこれなのでは?と言われていますが、その答えが出る日が待ち遠しいです。
第二章 ONEPIECE 第1135話「友の盃」
エルバフの思想教育により、平和な思想を埋め込まれた巨人族の子供と遊ぶルフィ。しかし、過激なブランコをする為に子供たちから怖がられ、ナミから叱責を受けます。
そんな中、ルフィに不意打ちを食らわせようとするコロンと言う巨人族の少年が現れ、一戦をすることに。ガキ相手にギア3で挑む辺り、中々なんでは?
しかし、その結果、他の子どもたちから怖がられる羽目に。これも平和に生きる今のエルバフならでは何でしょうね。
コロンの母親はエルバフの学校の教師であるリブリー。彼女の夫は人間。元海賊でエルバフに負けない位、強いとのこと。この言い回し、どっかで聴いたことがあるような?(因みに歳を取る関係でリブリーは内縁の妻らしい)
これが誰なのかはとても気になりますが、少し前に出て来た来いと言ってたキャラかと思われます。そうであって欲しいというか、それ以外、人間族居ないだろ。
ロビンたちはサウロと共にこの図書館のことを調べる為、ここに残るので、一端、ルフィ達と別れることに。フランキーもまたこの島が宝樹アダムだったこともあり、宝樹を堪能する為、残るようです。
するとゲルズが後発の麦わら海賊団たちの一同にエルバフの衣装をプレゼント。皆、着替えることになりました。
ゲルズが何で作れるかはさておき、可愛い顔してたんで見逃そう。そこまでと言ってるのは、ロード程ではないと言うことなのかな?ボニーやリリスの衣装は無いんだね。
ロビンたちと別れ、宴会に向かうルフィ達。
一方、謎の2人組はアウルスト城と呼ばれる巨人族の城にて、衛兵と思われる2人組から、ロキの行方を追っているようでした。
要求に応じない巨人族の衛兵に対し、謎の包帯は能力を行使し、1人を打ち倒してしまいます。
能力はさておき、前回出て来たモサ公とこの2人組は関係しているのでしょうか?ただ、モサ公の言う恐怖体験と繋がるかと言われたら、それは無しであって欲しいです。
そして、開かれる巨人族の宴。ルフィ達が繋いだ縁によって、これまでにない歓迎を受けることになりました。それだけ、ビッグマムを倒したことが大きかったんでしょうね。
宴会前でも、ナミは心底、嫌そうな顔してたのは、命狙われる可能性がどんどん高くなっているからなんでしょうね。ウソップやその他面々は堂々しているのに対し、ゾロさんは勝手に始めようとしてるのいかにもな感じです。
巨兵海賊団の1人、スタンセンとも合流し、親睦を深めるルフィ達の前に現れたのは、巨人族の長老。山ひげのヤルルその人でした。
世界最高齢408歳の彼でしたが、まさかの貫通した剣のまま出て来るの怖すぎるよ。流石のルフィも突っ込むんで、このジジイどないなってんねん。
400年生きている巨人族なので、もしかするとこの世界の謎を知っているのかもしません。
最終章 まとめ
種まきをしているように見える今回のONEPIECE。ビブロにも何か理由があったりするのでしょうか?ないことは無いんでしょうけど。
平和的に楽しく宴会したり、旧友と再会を果たすロビンの裏で行われる平和教育の弊害と謎の2人組、ロキの動向等、いつもの如く、様々なことが同時進行しているONEPIECE。
個人的にここに最後のロードポーネグリフがありそうな気がする。
その為、火の傷の男と関連性含め、今後が気になるばかりです。
理由は単純に石運べるのが、巨人族しか居なさそうというのと終わるなら、ここしか無くない?と言うのが本音です。シャンクスも訪れていたので。
しかし、一度は上陸しないと思われてたエルバフだけに、あるのかどうかは、微妙な所なんですけどね。あるといいし、いい加減、終わろう、このゲーム。キリがない。
何だかんだ言っても、ドリブロ、オイモとカーシー、ハイルディンにスタンセンとこれだけでも巨人族キラー(語弊しかない)とも言えるルフィ達の縁を思うと胸に来るものがありますね。これが長期連載の良い所なのかもしれません。
思い出す度にあんなことあったなとかと懐かしむことが出来るので。こういう時、読んでて良かったなと心から思うばかりです。
本当に謎の2人組が気になるばかりなんですが、ロビンたちと切り離して良かったのか?ベガパンクが言いたかったことはこれだけじゃなさそうなので、正直、どうなるか分からないこの現状に於いて、心配です。
謎の2人組の目的がルフィ達を倒すではなく、ロキを探し出すなのが、救いなんですけどね。この辺りもとても気になります。
物凄くフラグ立っているような気がしてならないだけに、今後の展開が凄く気になります。やっと、明日から連載再開なんでね。
今回は以上となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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