アニメキングダム第4期第17・18話感想戦
時間の都合上、感想が書けなかったので、今回はこちらでアニメの感想を書きたいと思います。本当に、忙しくて、いけませんね。
第17話「三方ゆずらず」感想戦
加冠の儀が始まり、名実ともに、王の仲間入りを果たす嬴政。あの呂不韋ですら、グッと来ていたのに、無感動の太后の姿は、筆舌し難い感情に襲われましたね。
皆、王様になったぁと大喜びの中、太后はあれ?バレてなくね?何浮かれてるんだというリアクションに。そして、遂に気付いてしまいます。呂不韋に嵌められたことに。
呂不韋の狙いは毐国軍が代わりに、王族抹殺。嬴政も抹殺。その後、蒙武が駆けつけ、討伐。その拠り所を失った国民の代わりに、自らが王の代わりとなる手はずでした。正しく総決算に相応しい恐ろしい計画と言えるでしょう。今は全員、呂不韋の指図で、出払っており、反乱成功の大チャンスという最悪の展開に。
やがて、事態は急変し、毐国軍の反乱が、著にも、広まっていきます。どうやら、函谷関を通り抜け、咸陽に攻め込むとのことに、揺れる会場内。太后は、偽の玉璽を使って、敵を導いたようです。完全にシラを切る姿は正に大物の貫禄と言えるでしょう。
偽の玉璽により、際限なく軍を起こし、数で圧倒する腹積もりという太后の手の込み様。必ず勝つ為、三者三様の思惑が蠢く中、呂不韋は式典の即時中止を求め、自らの盤上に持って行こうとしますが、嬴政は加冠の儀を続けると発します。
それは正にこの計画が、最初からバレていたことの証明とも取れる展開に黒幕2人は、驚きが隠せない様子。昌文君を陰ながら、ディスるの好き。
その一方、毐国軍は戎籊族の公こと、ワテギを引き連れ、敵味方問わない戦いを強いて来ます。それはもう、残酷そのもの。毐国軍は元々、秦国軍の兵。それに対処する鎮圧部隊も、巻き込まれてしまいますが、何が敵で、味方かも、判別が付かず、やがて、同士討ちする羽目となり、一万だった兵は、三万まで膨れ上がるという算段に。
その上、降伏した兵は、取り込まれた兵を斬首し、引き返せないように、導くという徹底ぶり。この卑劣さには、流石に反吐が出ますが、それに反抗する嫪毐でしたが、覚悟が無いことを将軍・樊於期に突かれますが、覚悟を見せ、その場は収めます。
正に絶望の袋小路と言った恐ろしく力を付ける毐国軍。仕方ないと分かっていても、小物臭さが酷いのは、ご愛嬌。
絶望が襲い掛かろうとしても、尚、諦めない嬴政。自棄になったと嘲る呂不韋ですが、彼の飛矢は既に放たれており、信の後姿が、描かれていました。
第18話「渡河の戦い」感想戦
信は、少数の兵を率いて、咸陽に向かって行く最中、大きな河に辿り着きます。その場所には、舟が準備されていました。
どの軍も、出払ったはずなのに、一体、どこに隠れていたのか?呂不韋も物凄い嫌味を嬴政にぶつけますが、それはあの合従軍で、火花を散らした蕞の兵士だったのです。これはエモい。
蕞の伏兵と共に、河を渡ろうとしますが、それを阻むように、毐国軍が襲い掛かってきます。川岸は完全に取られ、そこから、無数の弓矢により、秦国軍はどんどん、倒されて行きます。川岸に着いても、盾を持った彼等が足場の悪い秦国軍を討つという理に敵った展開で、劣勢を強いられます。
大ピンチと思いきや、舟を一転に集め、錐形の陣となり、盾で自らを守りつつ、敵陣に強行突入。自棄になったと思ったワテギでしたが、隠し持ってた弓矢により、敵を払い、その隙に信が上陸し、弓矢兵を倒すことにより、形勢逆転。ワテギ達は、逃げて行き、何とか、勝利を収めます。
その後、信達の元に、壁の友人こと、尚鹿が駆けつけ、援護してくれるようです。信、味方の名前は覚えられないけれど、顔は覚えているんだね。
壁に頼まれ、此処までやって来た彼も、信達が来たことに驚きを隠せないようです。信も、あのうるさい隆国の眼を盗み、少数の兵で、ここまでやって来ました。それだけ、嬴政との因縁を絶つ為、駆けつける姿こそ、数々の修羅場を潜り抜けたからこその絆を感じる場面ですわな。
尚鹿はどうして、此処までやって来たのかを、疑問に思っているようです。その謎は今週は明かされず。分かっていることは、暗号を解いただけ。それが意味することや、如何に?
咸陽には、毐国軍が現れ、市民は大混乱に陥ります。そこは腐っても、首都だけあって、簡単には開門しません。
その情報は後宮にいる向達の下にも広がりますが、落ち着きを見せていました。彼女も、嬴政から、聞き及んでいました。その中でも、娘を安心させようとする姿は、立派な母親になったんだねぇ。
しかし、その思いとは裏腹に、咸陽の城壁の扉が開き、毐国軍が攻め込んできました。
今回の話は二話連続ではありましたが、伏線が沢山含まれており、これからの怒涛の展開の序章に過ぎません。ここからのどんでん返しや嬴政と呂不韋との完全決着に至るまで。今後の展開に、期待大ですね。
それにしても、呂不韋も雄弁そうに、語っていますが、苛立ちを隠せない様子。彼自身、焦っているのか?余裕の裏返しなのか?どちらにせよ、決着の日は近いです。
それぞれの思惑が、交錯し、いよいよ、決戦の火ぶたは切られようとしていました。果たして、秦国の命運や如何に?
次回キングダム「袂を分かつ」お楽しみに。
最後に
アニメの感想をこうやって、別々に投稿するのも、悪くないですね。
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それでは、皆々様、御武運を!!!