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キングダムアニメ第四期24・25話感想戦


はじめに

 今週はまたしても、キングダムお休みということで、今回はもうすぐ、終了のアニメの感想を語りたいと思います。
 原先生、休んではないかもですが、頑張り過ぎですわ。
 とりあえず、アニメは長岐に渡った加冠の儀編が終わりを告げ、その後始末を語ろうと思います。

 

キングダムアニメ第四期第24話「内乱の終着点」感想戦

 咸陽の戦いも終わり、その結果は、加冠の儀が行われていた雍でその報せを待つ嬴政、呂不韋の下にも届き、毐国敗北、並びに敗走の話となり、呂不韋の完全敗北が決定しました。それが分かった時の彼の表情は何とも、言葉にし難いのですが。
 そのことに1人、嫪毐のことで、怒り狂う太后。彼のことを心から愛してるだけあって、あの態度は度を越えていました。
 一方の毐国軍の一行は、敗走中、もうすぐ、祖国に帰れると思った矢先、不幸にも、函谷関で桓騎軍に遭遇。一網打尽にされてしまい、嫪毐は拘束されてしまいます。
 桓騎様に、両目を抉って、手足は切り落とせと全盛期の猛々しい桓騎様節を全開にしますが、それはNGに不機嫌な様子。今だけやぞ、そんなにやりたい放題出来るのもよぉ。

 その報せは、楚と戦う秦国にも、届き、撤退する楚軍。媧燐様は蒙武を折檻してやろうとしてたみたいですが、スポンサーが倒れたなら、仕方ないよね。
 秦の国で、一歩間違っていたら、大惨事になっていたかもしれないと悟る蒙恬。それだけの大事だったことを、遠くの地で察し、新時代の予感する蒙恬、王賁、一応、録嗚未。

 そして、この反乱の責を取る為、処刑を受ける嫪毐全ての咎は自分にあると認めるも、そのことに太后は強く反発。少し前に、私は関係ないと言ったのが、効いてるし、何より、その身分故、処刑が出来るわけも無く。
 その処刑対象は、それに関わった全ての者、中には隠し子までもが、その範囲となり、嬴政は全てを消し去り、次の反乱を潰す為には、仕方ないの一点張り。
 終いには、土下座する太后。全てを失った彼女にとって、嬴政よりも、嫪毐の子供が大事みたいです。これはキツイですね。これが最後の頼みとか、この人にとって、嬴政の存在って、都合の良い道具だったんですね。
 そんな願いは通じるのでしょうか?

キングダム第四期第25話「飛雄の刻」

 無論、太后の思いは届かず、処刑の未来は変わりませんでした。そのことに、遂に激怒する太后は殺してやると言わんばかりに、隠していた刃物で、決行しますが、敢え無く失敗に終わります。
 呪詛のように、憎しみを嬴政にぶつける太后に、その場で見て居た向ちゃんが激怒。その優しさを息子である嬴政に与えることが出来なかったのかと語る姿は、グッと来ました。

 彼女の言う通り、誰も頼れず、疑心暗鬼になり、感情が死んだ嬴政を助けることが出来たはずの太后が、一番信じないといけないはずの彼女が、産まなきゃよかったと言う程の息子を守らないといけなかったはずなのに。
 まぁ、何も知らないし、僕自身の甘い考えで、話してはいけないかもしれませんが、複雑な事情があったとはいえ、家族を守れるのは、家族だけであって、辛いからこそ、支え合わないといけないはずなんですけどね。
 そうはならなかった、それ以上のどうにもならない残酷な悲劇があったからこそ、ここまで、捩れてしまったんですけどね。皮肉にも、こんな目にあって、そのことを自覚する日が来るなんて。

 その話しを聴いた嫪毐は腹を決め、処刑場に向かい、太后に感謝を述べ、子供たちのことは自分が面倒を看ると言って、あの世へ旅立っていきます。
 彼の後姿には、何とも、哀愁があって、とんでもない程の虚無感がありましたね。彼も、生きる為に、戦い、最初はお飾りだったかもしれませんが、ここまでの大役を背負い、最期は太后様を守ることが、出来たなら、彼にとっては、本懐だったかもしれません。
 敵役で、酷い芸だけの何の取り柄も無かった男の最期は、車裂きの刑で終わりを迎えました。その後、それに携わる者、全ては処刑や流刑されたりと内乱は終幕を迎えました。
 個人的に、樊琉期は最後まで、父上頼みで処刑される姿は、ザマァでしたね。本当にどうしようもないヤツの末路でした。父親の樊於期の姿は、今後の展開を左右するのでしょうか?

 趙高は流刑に遭うのですが、彼女は重要な人物なので、果たして、再登場の日は来るのでしょうか?

 一方、罪状安否の為、生かされていた呂不韋は、同じように、捕らわれる
蔡沢は、今後の秦国についての展望を語ります。誰も、予想不可能な時代で、流石の彼にも、予想出来ないようです。
 その上、呂不韋は、実は嬴政の父親という衝撃発言したりと彼也にも(どう合わせても、合わないといつものジョークで収めますが)、嬴政のことを憂いている証明にも、なってるかもですね。
 史実では、本当にそうらしいというお話もありますが、真実は知らない方がいいこともありますよね。

 そして、嬴政は牢に押し込まれた太后に2人だけで遭い、死んだと思われていた子供たちを安全な所に隠していると伝え、この長い戦いは本当の意味での終わりを迎えました(嫪毐「えっ・・・」
 嬴政は、優しいなぁ。僕だったら、絶対許さないけれど、たった1人の肉親ですからね。それだけ、彼への愛も伝わる場面でしたね。
 家族を持ったからこその優しさとも、言えますね。

 その後、療養が終わった信は、ようやく、嬴政と遭い、今後の展望、中華統一へと、舵を切ることを宣言します。しかも、15年で終わらせないといけないという衝撃の台詞は未だどの国も滅ぼしてないのにという過酷さへの証明であり、軍人である信が一番分かっています。
 それでも、やらないといけない。それが嬴政の覚悟であり、これまでのやり方を改革し、最終的には六大将軍復活という本気の様相。
 結果としては、復活し、信は割って入ることは出来ませんが、ここから、第一部は終りを迎え、新たな章、そして、新時代がやってくるのでした

 個人的に、王様は誰でもいいという話への信の答えがとっても、刺さりました。僕自身、王様なんて、誰がやっても、同じと心底思う僕自身、この言葉は、信の成長や、嬴政という人間が芯に信頼できるという証明にもなって、余計に心に来ましたね。
 それまで、多くの出会い、失われていく命、その全てに意味があり、繋がっていく。これまでも、これからも。
 古き時代の終わりは終わりを迎え、そして、新たな新時代が幕を開けようとしていました。

 

最後に

 もう、二度と二話連続放送しないで下さいと言いたい位、感想がありすぎて、疲れてしまいました。
 とにかく、今回は此処まで、今日放送で、最終回なので、リアタイ推奨でお願いします。本当に今回も、長かった26話。山あり、谷ありでしたが、ようやく、呂不韋との戦いに終止符も討たれ、新章突入って、ワケですね。
 これからの物語が、とっても、楽しみですね。
 しかし、アニメは今後、どうなるのでしょうか。第五期となると中途半端な所で終わってしまいますし、何より、まだ、趙も落ちてないし、陥落する所の騒ぎじゃないので、やらない可能性もありますね。
 どちらにせよ、今日の最終回、どうか、ご視聴お願いします。

 次回、キングダム第四期第26話「六将の行方」お楽しみに!!!

 それでは、皆々様、御武運を!!!


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