入院中の人間関係
※入院中に書き溜めた文章です
先月(2024年4月25日)から都内の精神科の閉鎖病棟に入院していますが、今現在(2024年5月29日)人間関係というものは閉鎖的空間の方が活性化するんじゃないか?という1つの結論に至りました。
似た様な境遇の人間が集まると(環境や抱えてる問題の大小など差違はあれど)不思議とコミュニティが発生します。そして今の自分もその中の一人。
20代前半の男女が数人集まって、(と言っても大体皆スマホに向き合って各々自由に過ごしてい
る訳ですが)毎日決まったメンバーと、起きてから寝るまでの12時間程を共有していく。治療が進み行動範囲が広がってもそれは同じ。
数ヶ月前、リアル関係者が鬱陶しくなってしまい元々リアルで繋がりがあり、その上でネットでも関わりがあった(過去形)人間に絞ってLINEとTwitter共にブロック&ミュートしていきました。簡潔に表現するなら人間関係の断捨離です。
そんな訳できっと自分の連絡先に新たに名前が増える事はもう無いだろうと思っていたので、この変化はなんだかんだ少し嬉しいものがありました。
自分が外に出られるようになり、一緒に買い物したり、退院したらお祝いとして遊ぶ約束を取り付けたり(前々から話には出ていた)傍から見れば大学生達の飲み会のノリと変わりません。自分は大学に通った事はありませんが。
高校時代には経験しなかった(当時スマホを所持していなかったため)LINEのグループチャットに自分のアカウントがある事もそこで展開されている会話も全て物珍しい。
知識で知っているのと体験するのとじゃ意味合いが全く変わりますからね。
そしてそこで起きた小さな、今の所トラブルとまでは至っていない出来事。数日前メンバーの一人が突然LINEのアカウントを消した事に至ってまで、それすらひっくるめて画面の向こうでよく見かける青春像から離れない。
元々自分含め女2:男2の割合だったのが、今では女1:男2に。僕が消えたので。退院してから遊びに行く約束は未だ健在の模様。
カリスマ性のある人気者と行動することや、やたら大人数で群れる事への憧れがありません。そこら辺についての青春コンプレックスは高校の時に解消しましたから。
生来、どちらかと言うと判官贔屓の精神からか
そこから外れている人と行動するきらいがあります。いや、判官贔屓というのはだいぶ自分を善性によせた表現になる。本当の所はただ少人数+同性と接していた方が楽なだけです。根暗だから。
でも無理に集まって一緒にいるのも最近は辛いので、今はひとりで延々文字を打っています。
特に最近は日に日に状態の悪い年配の方が増えここは単なる医療施設じゃなくて医療介護福祉施設だったかと錯覚するほど。医療従事者のキャパが超えているのを肌で感じる。限界集落か?(ダブルミーニング)