星綴り「人生ポップス」

小さくてもいい、自分がそこに居ればそれでいい。大きく息を吸って、はいて。無理をしないでただ存在すればいい。そこら中に幸せをかき集めて、あなたが幸せになればそれでいい。そして、巡り巡って僕が幸せになればいい。そして、みんなが幸せになればいい。心の曲で奏でて、忘れることを許して、もう一度生きて、生きて。

伸びる影色。色とりどりの人生なんだから、吸い込まれるぐらいがちょうどいい。どこに行っても行き止まりで、そんなもの寂しいじゃないか。そしたら潜ればいい、そしたら飛べばいい。息を吸って、はいて。応援なんていらない、人生は誰かに従うものじゃない。笑った鼓動を携えて、必死に生きることだけを考えればいい。波打ち際明け。素直な鼓動がかき消されていく。いかれている人生だからこそ生きる意味があると、空は教えてくれた。現在位置は今、今夜溢れた月あかりに照らされて歩む。好きなことから夢を見る。夏の匂いを感じて、太陽に人生を任せて。

どこに逃げたって幸せだよ。だってあなたは幸せになるしかないんだもん。ああ、いつも通りのことを言っているだけ。何も変わっていない。何も信じていないからこそ、すり減り続ける人生。過去現在未来全部、夢がある。得意なことでもなくていい。うざくていいから自分勝手に生きる。吹き飛ばすことができないなら、この文章で生きろ。この文章で前を向け。

まだ同じことで悩んでいる心なんて捨てちまえ。言い訳なんてしても仕方ない。やりたいこともやれずに、何を騒いでいるんだ。吹き飛ばす、吹き飛ばす。なりたい自分になると決めたなら、あとは幸せになるだけなんだ。分からないままでいいから、とりあえず幸せになっとけ。