耐量子計算機暗号・秘密計算のePrintウォッチング(2023年6月第5・7月第1週)
@0917laplace です.
暗号理論の中でも特に進展が早い(と思われる)耐量子計算機暗号と秘密計算の分野に絞って,週次単位でiacrに投稿されたePrintを整理します
今回は2023年6月第5週・7月第1週(6/26-7/9)に投稿された(厳密にはapprovedされた)耐量子計算機暗号・秘密計算のePrint(2023/981-2023/1052)を対象に整理します
まとめ方の雰囲気としては,前回の記事を参照してください
耐量子計算機暗号
分野の分類としては
格子
符号
多変数
同種
ハッシュ
全般
その他
とします
*格子暗号を用いた準同型暗号方式は,こちらではなく次の秘密計算の章で集計します
↓読み込むまでに時間かかるかも?ですので,URL埋め込みもしておきますPQCのまとめ表
なんかやたらと符号ベース多くね・・・?(実は筆者も1つ混ざっている)
number 1035 は最近の符号ベース署名方式(LESS-FM, Durandal, Wave)に対するePrintとなっていて,読み応えがありそうです
秘密計算
分野の分類としては
準同型
MPC
GC(Garbled Circuit)
TEE
カード
ハードウェア
全般
その他
とします
↓同じくURL埋め込みをしておきます
秘密計算のまとめ表
ここ最近TDAの勉強をしていたら,ドンピシャのもの(number 1048)にぶつかりました
OpenFHEを使って,persistent homology を考えるのって誰かやってるんだろうなって思っていたらまさかの・・・
そのうちQiitaかZennで解説記事を書こうと思います
ちなみに宣伝にはなりますが,TDAのQiitaの記事です↓
HomCloud
今回の内容はここまでです.ここまでご覧になってくださった方々ありがとうございます!