映画「アイスと雨音」 を見てきたよ(ネタバレ無し)
3月3日公開の「アイスと雨音」をさっそく観てきました。
この映画の何が凄いって電通がプロデュースしているのに、
全く宣伝色がない自主映画感なところなのよね。
映画の感想を一言で言うなら「何が現実かわからない」
その理由は映画館で見てね。
この映画のすごいところはさすが電通と思わせるPR方法かもしれない。
ニュースにさせるためにクリエイティブを惜しまない
ニュースにさせるため、
・100時間限定での募集→オーディション→限られた時間での稽古撮影
- http://www.gorch-brothers.jp/infomation/detail_gorch.php?no=1232&cno=1
・オーディションで決定をわざわざ媒体へ告知する(チラシを作る)
- https://natalie.mu/eiga/news/226899
・劇場に手紙という形でのチラシを置く
など、ニュース性を持たせて各媒体に取り上げさせるやり方としては
小予算で広報しなくてはいけない人たちにも参考になるやり方だったと思う。
激レアバイト利用による参加型への昇華
タウンワークは「激レアバイト」というのを広報的に活用している。
その中のひとつとしてコピーライターを募集した。
https://natalie.mu/music/news/264280
応募した人は少なくとも映画に興味を持つし、
若い人が書く素人ながらに光るコピーも使えるし、
タウンワークも企画が一つ出来て一石三鳥の手だよなぁ。
急募のチラシをよく見ると文字のところどころが
にじんだりしているのが粋である(こんなこと言うのは無粋かも。)
もう一つ無粋な事を言うのなら、
募集が8人なのはキャストの人数にあわせたのかなって。
写ルンです。とのコラボレーション
74分の映画で74枚の写真を展示とはこれまた面白い試みである。
http://wonderphotoshop.jp/exhibition/iceamaoto.html
インスタにももっと非公開の写ルンですで撮った写真をあげてくれれば
いいのにとも少し思ってます。笑(2018年3月3日現在)
https://www.instagram.com/iceamaoto/
まとめ
この映画は元々舞台をやろうとしていたが中止になったことがきっかけに制作された映画だと言う。手ブレもあるワンカット映画なので良くも悪くもTHEインディペント映画。
これを、うん百億という仕事をしている電通がやったということが凄い。
お金ではなく、コンテンツを生み出すという意義的な仕事だと思ってみると
それはそれで面白いかもしれない。