どうでもいい日記 #1

日記1日目


恋人はおろか友達もいない。熱中している趣味はなく、自慢できる特技もない。学校の勉強は、友達がいれば笑い飛ばすことができたのだろうか、今の自分にはとうてい笑えない。

理系のくせにPCのできない自分は、ひとまずタイピングを覚えようと日記を始めることにした。誰も見ていないことは百も承知で、以前登録したnoteで日記を書いていく。

コロナウィルスで社会が非常に大変なことになっている。しかし、年がら年中外出を自粛している自分にとっては、大学の長期休みが伸びている位の感覚であり、それよりも映像授業やらこれからの実験やらの方が気分を重くする。コロナについては、頭の作りも残念な自分には「非常に大変」ということ以外、具体的には何も分からない。

最近は、「しにたい」というよりも、「死ぬまでずっと布団のなかで寝ていたい」、なんていう風に考えてしまう。自殺は嫌だ。痛いのはこわい。かといって引きこもりになると、太宰先生とは比べものにならない程低俗な”生まれてきてすみませんムーブメント”が自分の中に生じて、今よりも生きるのが辛くなってしまう。学校に行って、授業を受けて、いや授業を受けると言うより授業が終わるのを待っているだけであるけれど。それと同じで、生きていると言うよりもただ死んでいないだけの毎日だ。こんなことを書いていたら本当にしにたくなってしまった。1日目からメンヘラ鬱日記になっていく。具体的な1日の様子が何も書かれていない。書く内容もないのだけれど。

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