2年ぶりに来た、母からの連絡

今年あった印象的な出来事で、来年に持ち越したくない話。
長くなったのでnoteに投稿します。
母から2年ぶりに連絡が来た話。


僕の母という人は、
自分の願望を叶えるために子供(僕)をコントロールし、
それが出来ないと
「ホントにお前はダメだな!」
「ホントにあんたは何も出来ない!」
「この役立たず!」
と怒鳴りながら罵倒と人格否定をしてくる人でした。

そして僕の願望は基本叶えてくれない、
叶える時は気分次第という、なかなか困った人でありました。

僕が大人になっても、東京に住むようになっても母は変わらずあれこれ要求してくるので、
とうとう僕は我慢出来なくなり、
2年前に
「あんたのことは母親だと思ってない」
と言い、絶縁に近いところまで距離をとりました。

その結果、ちょこちょこ来ていた連絡がバッタリ無くなり、
僕もせいせいしていたのですが、
そうすると今度は必要最低限と思われる連絡も来なくなりました。

具体的には、去年の7月に祖母が亡くなったのですが、
僕がそれを知ったのは12月。
姉からの喪中はがきが届き、そこで初めて祖母の死を知ったのです。

その時の僕は、祖母の死もまあショックだったのですが、
それ以上に家族から親類の死をすぐに知らせてもらえなかったことの方がショックが大きかったです。

家族とは基本、母としか連絡をやりとりしてない状態だったので、
そこが切れてしまってからは家族とは疎遠になってました。

なので、
「親類の訃報ってのはいくら絶縁しかけてても、連絡するもんじゃないの?」
という気持ちがありつつも、
「まあ、『母親だと思ってない』って酷い事言って距離をとったし、連絡来ないのも仕方ないのかもな」
と思い、自分を納得させました。



そうやって過ごしていた今年の7月、
ある日急に母からLINEが来ました。

え? と僕はびっくりし、
なんなんだろうと、恐る恐る内容を見ました。



「久しぶり。東京では都知事選じゃね」
と。



えー、もう忘れてると思いますが、
今年の7月は都知事選がありました。

そして母は、とある候補者について自分の思いを綴っていました。

その方は姉の高校生の時の同級生で、
地元の小さい市の市長をしていて、
やる気のない市議会議員達に囲まれてる中で孤軍奮闘してとても頑張っていた・・・


なんだろう。
熱量高いな。
何が言いたいんだろう、と思っていた僕に母から最後の一言。


「どうか、彼を当選させてあげてくれないか?」
と。



つまり、
僕の一票を彼に入れろ、と。



あー、これ書いてたらなんか笑けてきた笑



この母からのLINEを見た時に僕は、
呆れと虚無感がものすごく湧いてきました。

なんなんだ、この人。
本当になんなんだろう、この人。

俺、結構酷い事言ったよな?
「あんたのことなんか母親だと思ってない」
って。

それなのにこの人、
まるで何事もなかったかのように、また俺にお願いしてくる。


てか、もっと連絡しなきゃいけないことあったよね?
ばあちゃん死んだこと連絡してこないで、
こんなくだらないお願いはしてくるのか(くだらなくはないけど)。


あー、もうこの人は変わらない。
やってくる事が昔から全然変わらない。
今もこうして自分の願望を叶えるために、僕を都合の良いように使ってくる。

唯一変わったのは、今までなら
「当選させろ!」
と罵詈雑言の命令形だったのが、
「当選させてやってくれないか?」
とお願いする形に変わったぐらい。

でも言葉が変わっただけで、結局行動は変わってない。

もうこの人は何してもダメだな、と思いました。
そして、距離をとって良かった、と改めて思いました。



投票はこの人がいいや、と自分が思った人に入れました。

都知事選の結果が出た後、
すぐ母からLINEが来ました。
「○○さん、あとちょっとだったね。
残念!」

その人には入れてねーよ笑



以上です。
こういう話はあまりしないようにしているのですが、
今回は余りに呆れ果てて・・・

誰かに話したくてスッキリしたかった。


終わり! 閉廷! 以上!

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