根っこの話
根っこです。わたしの。
怒涛の勢いで国家試験が終わりやさぐれて禁煙していたはずがタバコを買ってしまったりいらいらしながら半年付き合ってきた過去問やら教科書やらをムリヤリダンボールに詰め込んだりして過ごしていました。
ちなみに部屋は過去最高レベルに荒れている。(笑)
わたしの根っこの話をしたいと思います。
わたしの根っこには、3.11が でん!と座り込んでいるのです。座り込んでというよりかは、癒着というか、一部になっている(良い意味でも悪い意味でも)と言ったほうが正しいかもしれません。
アイデンティティがぶっこわれるような経験をしたあの時の中学生は、いろんな経験(経験と一言で言うのがなんだか悔しい)を通じて4月からめでたく社会人となります。
「自分を救うために福祉を勉強している」と大学の先生にレスポンスペーパーで伝えた事があるのですが、
「自分を救う事ができたら、次は強くなる事を目指してください」
というお返事を頂きました。
自分を救うことはできているのだろうか、
自分は強くなれているのだろうか、
と時たまぼんやり考える事があるのですが、すごくすごく自尊心が低いわたしなので、救うことも強くなることもできていないなあと、これまたタバコを吸いながら考えるのです。
福祉の勉強をすればするほど福祉の無力感を感じてしまうのは、最近のニュースを見るようになってからだろうか、もっと前からだろうか。
生活保護だって、児童養護だって、障がい者の権利擁護だって
「普通」が「普通」じゃないから生まれた制度で、原理で、思想で、サービスで。
「福祉」が特別にならない世界
「福祉」が当たり前になる世界
「福祉」が幸せの手伝いになる世界はいつになるんだろう
根っこはちょっとずつ変わっていく