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想いを綴るということ。
ノートを始めた。
きっかけは友達にハブられたからである。
まさかこの歳の、大学生になってまで省かれるとは思わず、頭が真っ白になった。
ハブられるのは女子校に通っていた中学生以来。
詳細を書くと身バレをするので、情報はここまでにしておきたいが、とにもかくにも辛い体験をしたのでノートを始めた。
基本的に嫌でムカつくことがあると創作意欲が湧く人間なのだ。頭の中のモヤモヤや苛立ちをどうにか言葉にして解消したいと小さい頃から思っていた。
言葉とはいかんせん嫌なものだとつくづく思う。
高校生の時にYouTubeで見た蜷川幸雄の舞台で唐沢寿明が歌っていた歌詞がある。
その内容が「言葉には毒がある」という歌詞だった。
そして寿明は「たったひとつの言葉が蝮の毒よりもよく効く」と歌うのだ。
この歌を聞いた時、蜷川は真髄をついているな、と思った。
蜷川といえば灰皿を投げるイメージしかなかったのだが、ここで見た舞台がとても面白くてすっかりファンになった。
小咄はここまでにして、とりあえずこのノートは私の毒吐き場としてこれからも活躍してくれることを祈ろう。