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利尻島も”くねくね”~利尻町⑦『CHICO GARAGE』

沓形岬をフェリーターミナルへ向かい下った場所にあるのが『CHICO GARAGE/チコ・ガレージ』(CHICOとはスペイン語で”小さい”という意味で初心の気持ちを持ち続けるために名付けたそうです)。

2020年(令和2)7月OPEN

利尻島で初めてとなる島の自然をモチーフとしたオリジナル・雑貨アパレル商品をデザイン・発信しています。
店内には、輸入雑貨や食品、島のお土産なども販売されています。

島定番のお土産”利尻昆布”の商品も販売されています

また、カフェ&バーのスペースもあり、オーナー夫妻と語り合いながら島のレアな情報をゲットできるチャンスがあるかも。。。

アルコールやソフトドリンクなどラインナップも豊富

夏の夜には、店の外にあるテーブル席で満天の星を眺めながらグラスを傾けるのも島旅の思い出となるでしょう。

利尻山を眺め大自然を感じながら飲むお酒は最高です 写真:株式会社シリ HPより転載

10月にお店を訪れた際には、社長である奥様は不在でしたが、ご主人がいらっしゃり、数年ぶりに再会できました。ご主人は、元役場の職員で私も地元フェリー会社で働いている頃に大変お世話になった方です。

奥様とは、以前、一度だけ面識はありますが、お話をしたことはありませんが、奥様は、YouTubeで島の情報を発信をされています。私は、フォローさせて頂いているので、勝手に知り合いのように感じています。


『RISHIRI ISLAND パスポートノート』

店舗では、奥様のアイデイアで作られた「ISLAND PASSPORT NOTE」という商品が販売されています(利尻島上陸証明書付き)。まさに日本国パスポートと同じ大きさで中に旅の思い出を書き込めたり、スタンプを押したりするのに最適です。

これと同じものを私は、フェリー会社で企画しました。私は、フェリー会社で働く前にロシアや東欧など共産圏専門の旅行会社で働いていて、添乗員として各国を訪れる際に入国査証にスタンプを押してもらっていました。その時の緊張感と遠くに来ているという思いを忘れることはできません。

離島は、ある意味、海を越えて訪れる場所です。その離島を海外に見立て、国内旅行をしながら海外旅行の”疑似体験”が出来たら面白いと思い”ISLAND PASSPORT”のアイデイアが浮かびました。

離島を訪れる観光客は、フェリー乗船前とか船内で”入島スタンプ”や”離島スタンプ”を押してもらい、島内では、パスポートを見せるとお土産などが割引となったり、各観光ポイントのシールを作り、観光客が自ら訪れた場所のものを購入してもらう、現在なら”御朱印シール”のようなことも考えていました。
しかし、残念ながら”大人の事情”により実現することはありませんでした。

『RISHIRI ISLAND PASSPORT』 
写真:CHICO GARAGE Facebookより転載

その”夢破れた商品”が、自分の眼の前にあることに衝撃を受け、また、同時に、同じアイデイアを持つ方がいたことに大変驚きました。

次回、沓形を訪れる機会があれば、社長から”利尻自慢”を「神居原酒」(2023年から利尻蒸留所で生産)を飲みながらお聞きしたいと思います。

『神居ウイスキー』のデビューが楽しみです

■CHICO GARAGE RISHIRI BASE
住所:利尻町沓形字富士見町134番地(フェリーターミナルから徒歩1分)
℡ :0163-85-7375
営業時間:夏期 10:00~20:00
     冬期 10:00~18:00
休み:火曜日(冬期のみ)/5月~9月末までは無休
駐車場:あり


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