島民待望の''フェリー化第一船''『第一宗谷丸』
1970年(昭和45)4月、航路のフェリー化を図るために島民待望の『第一宗谷丸』(537トン)が就航する。
船は”船舶整備公団”の共有建造制度を利用して建造されたいわゆる「公団船」である。
フェリーが就航したことで旅客・車両輸送(航送)は急増する。
特に旅客は、離島ブームと相まって多くの観光客が乗船しブームを後押しすることになる。
この1970年(昭和45)の運航会社の記録が残っている。旅客は延べ30万人、バス132台、乗用車3443台を輸送している。
物流も従来の小樽~利尻礼文ルートから稚内港からの輸送に切り換わる”切っ掛け”となってゆく。
参考・引用文献
・ハートランドフェリー船舶表
・YouTube/Mactan Channel
・Wikipedia
・ ryan diel Marine Traffic.com
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