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戦後初の樺太(サハリン)チャーター『利礼丸』

同じ船名の木造船『利礼丸(第二利礼丸)』が就航していたが、こちらは鋼鉄船『利礼丸』。前述した『礼文丸』などと同様に”離島ブーム”を支えた船のひとつ。

RIREI MARU

利礼丸
■総トン数 135トン
■馬力 320馬力
■就航 1960年(昭和35)
■退役 1975年(昭和50)5月

氷結の港に停泊中
稚内港/1972年 船体の再塗装を行ったと思われる。察するに、この年に実施された戦後初の樺太(サハリン)へのチャーターに備えてのものか

Episode
1972年(昭和47)9月4日~9日『利礼丸』を使用して稚内~ネべリスク(日本名:本斗)間で戦後初の民間船によるチャーター運航が実施された。乗船者は、稚内市長を含め4名であった。


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