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利尻島も“くねくね”~利尻町① 島へのゲートウェイ 丘珠空港
2024年10月、利尻島で『利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年記念式典』が行われた。その式典の一部の仕事をお手伝い。5〜6年振りに利尻島(利尻町)を訪れました。
今回は、札幌丘珠空港から利尻島入り。過去、移動は、いつも稚内からフェリーに乗船していたので飛行機に乗るウキウキ感と少しの緊張感を持って北海道エアシステム(HAC)の最新鋭機(ART42-600型機)に搭乗しました。
しばらく振りの利尻島を短い時間でしたが、“くねくね”と歩き回ってみました。
利尻島へのアクセスと利尻町の宿泊施設や店舗、施設、歴史を、ほんの少しだけご案内します。
■丘珠空港
空港アクセス
利尻島へのアクセスは、二つのルートがあります。
1つは、稚内港からフェリー、もう一つは、札幌市内にある丘珠空港からのルートです。
但し、夏季限定で新千歳空港よりANAのフライトが1日1往復設定されています。
今回は、自宅からも近い丘珠空港から利尻島へ向かいます。
丘珠空港は、道内6路線、道外6路線、合計12路線を結ぶ札幌の空の玄関口です。
空港は、中心部のJR札幌駅から北へ6kmに位置しています。アクセスは、車で約20分。空港バスでは、JR札幌駅から地下鉄東豊線栄町駅経由があります。栄町駅から徒歩だと約20分(1.5km)です。
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最近は、アクセス改善の試みが行われていて空港と主要観光ポイントをつなぐタクシー定額送迎プランの実証実験が実施されるなど、今後、空港利用者にとって更に利便性が高い空港になっていくことが期待されています。
ミニ・ヒストリー
空港は、防衛省と国土交通省が所管する「共用空港」で正式名称は、『札幌飛行場』です。
空港は、戦前の1942年(昭和17)旧陸軍が飛行場を設置したことから始まります。その後、1958年(昭和33)に札幌飛行場となり、1961年(昭和36)に共用空港として利用が開始されました。
滑走路延長と旅客数増加計画
1967年(昭和42)に滑走路を1000mから1400mに延長、2004年(平成16)には、更に100m延長して1500mとなりました。
札幌市は、2030年(令和12)までに滑走路を1800mに延長し、1日の発着便数を現行の約2倍の70便に増やしたい考えを示しています。
滑走路の延長で小型ジェット機の通年運航が可能となり、これにより、市は、年間旅客数を100万人に増やすことを目標としています。
累計の旅客数は、現在の空港ビルが本格開業した1992年(平成4)2月から2024年11月で1000万人を突破しました。今年度(令和6年度)の旅客数は、10月末時点で40万2500人となっており、現空港ビル開業以来、初めて50万人を超えると予想されています。
丘珠空港に就航する航空会社
■HAC(北海道エアシステム)
丘珠空港を拠点としているのがHAC(北海道エアシステム)です。
HACは、現在、日本航空グループで、尾翼には、JALの鶴マークが描かれています。
HACは、利尻、函館、釧路、根室中標津、女満別、奥尻と秋田そして青森県の三沢を結んでいます。
使用機材は、ATR42−600型機という座席数48席のプロペラ機で4機を保有。
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■FDA(フジドリームエアラインズ)
基本的に夏季限定で2016年6月より静岡空港線、2018年8月より松本空港線、そして2023年(令和5)3月より丘珠空港と愛知県営名古屋空港(小牧空港)に就航しています。名古屋線についてFDAは、年間4万人の利用者を見込んでいて、両空港とも都市中心部に近いのでビジネスや観光での需要が大いに見込めるとしている。
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TOKI AIR(トキエア)
2024年(令和6)2月、新潟~丘珠線を開設。1時間45分で結んでいる。北海道から新潟へ行くには、ハードルが高かったが航空路ができたことで行きやすくなった。現在は、1日2往復で毎日就航。
使用機体は、プロペラ機のATR72ー600型機で72人乗り。機体後部には、朱鷺(トキ)の羽をイメージした同社のロゴマークが描かれている。
同社は、比較的乗りやすい運賃に設定して、特に若い世代の利用を呼び掛けている。
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