オホーツク人の交易の港〜目梨泊
けさ(2024年9月23日)の地元新聞(北海道新聞 日曜Navi)に私の出身地、枝幸町目梨泊地区の特集記事があった。
目梨(通称)では、2018年(平成30)8月、地元の高校生が参加して金や漆の蒔絵が施された“黄金の刀“『金銅装直刀』が発見された。
当時は、大きな発見としてマスコミでも話題になったことを覚えている。
遺跡は、以前より調査され様々な遺物が発掘されていたが、1999年(平成11)10月、枝幸町に『オホーツクミュージアムえさし』が開館し、ここに出土品が展示された。
このミュージアムの構想を考えたのが、当時、枝幸町教育委員会の佐藤隆広さん(故人)だった。
佐藤さんのことは、作家・司馬遼太郎の『街道をゆく』で紹介されており、私も読んだ事がある。
目梨には、ご先祖さんが残してくれた猫の額ほどの土地があるので、もし生活に余裕ができたら、目梨に通って“2本目の黄金の刀“探しをしてみようかな?
オホーツク人とは、何者だったのか?アイヌとの関わりは?など興味が湧いてきた。この連休中に『街道をゆく』を再読してオホーツク人に夢を馳せてみたい。
参考・引用文献
・北海道新聞(2024年9月22日付)「日曜Navi」
・「オホーツクミュージアムえさし」HP
・『街道をゆく』(司馬遼太郎 著)