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利礼航路初めての鋼鉄船『第二佐渡丸』

1948年(昭和23)、稚内利礼運輸㈱は佐渡汽船より『第二佐渡丸』を購入。同船は、利礼航路において最初の鋼鉄船となります。

第二佐渡丸(SADO MARU No.2)/稚内港
亡き父の高校卒業アルバムにあった写真。おそらく卒業記念用に撮影されたと考えられる。佐渡丸の利礼航路での稼働期間は3年間と短いので写真は貴重である。ブリッジ横の「S002」のSは、佐渡のSであろうか。2は、第二の意味なのか。僚船である第一佐渡丸にはない。
第二佐渡丸(佐渡汽船より購入)
■総トン数 224トン(佐渡汽船情報では179トン)
■全長 33.00m
■速力 10.7ノット
■旅客定員 200人(佐渡汽船情報)
■就航 1948年(昭和23)10月(購入時の船齢は34年)
■退役 1950年(昭和25)9月
写真出典:佐渡汽船ホームページ

『第二佐渡丸』は、1914年(大正3)~1917年(大正7)の新潟と佐渡島間に就航。航路は、夏季:直江津(新潟)~小木(佐渡)~沢根(佐渡)、冬季:寺泊(新潟)~赤泊(佐渡)


参考・引用文献
・佐渡汽船ホームページ
・ハートランドフェリーホームページ/船舶表
・利尻富士町ホームページ/離島交通

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