離島観光、新時代へ。初の4000㌧型フェリー『アマポーラ宗谷』
日本百名山の一つに数えられる『利尻山(1721m)』その頂上付近に咲く利尻島固有種の黄色い高山植物『リシリヒナゲシ』。スペイン語で“ヒナゲシ“は、“アマポーラ“と呼ばれます。この名前を冠した最新鋭フェリー『アマポーラ宗谷』が2020年(令和2)2月に就航しました。利礼航路初となる4000㌧級型のフェリーです。
船体前部には、『1等アイランドビューシート』という“客船並みの船室“が設けられました。その名が示すように稚内港から乗船すると利尻島(利尻山)や礼文島の島影を眺めながら船旅を堪能できます。船内には、他に『キッズルーム』や『ベビールーム』(ポケモンのアローラロコンやロコンがデザイン)が設置されファミリー旅行にも対応。さらに最近のペットを連れた旅行者のために利礼航路としては初めてとなる『ペットルーム』も新設されています。
最近の旅行スタイルの多様化に対応すべく様々な船室バリエーションを持つ『アマポーラ宗谷』。
離島観光は、この『アマポーラ宗谷』の就航で“新たな時代“を迎えたと言えそうです。
参考・引用文献
・ハートランドフェリーホームページ