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北の海の航跡をたどる〜『稚泊航路』#6 ショート・リリーフ連絡船『伏木丸』

1925年(大正14)5月1日より壱岐丸、対馬丸の両船が引き続いて定期検査のため休航。そこで嶋谷汽船所属の伏木丸(1330㌧)を用船して、6月25日まで運航させます。

伏木丸
伏木丸船室

約2ヶ月間の短い就航でしたが稚泊航路における用船は、このとき以外、行われませんでした。

稚泊航路に就航後、1925年(大正14)11月 北日本汽船へ売却され、その後、1934年(昭和9)に解体されています。

『伏木丸』Fushiki-maru
■進水 1889年(明治22)5月
■総トン数 1330㌧
■全長 71.35m
■全幅 9.75m
■速力 13ノット


参考・引用文献
・「稚泊連絡船史」 青函船舶鉄道管理局 発行
・「サハリン文化の発信と交流促進による都市観光推進調査 報告書」

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