新たなる船出！3500トン型フェリー六番手『サイプリア宗谷』
2008年(平成20)東日本海フェリーは、社名を『ハートランドフェリー 』に変更し新ターミナルを開設した。その''新たなる船出''に際し就航したのが『サイプリア宗谷』。
船体には、横揺れ軽減装置の''フィン・スタビライザー''が利礼航路就航船としては初めて装備され快適な船旅を提供できるようになった。
船名は、礼文島のみに咲く『レブンアツモリソウ』にちなみ学名のCypripedium(サイプリペディウム)に国・地域名の『IA』を合わせた造語である。レブンアツモリソウの花言葉は、『君を忘れない』という情熱的なもの。
船体カラーは、運航会社のコーポレートカラーである『濃藍色』と北海道の澄んだ空気と太陽が作り出す鮮やかな朝焼け・夕焼けをイメージした『茜(あかね)色』である。
『サイプリア宗谷』(新造船)
■総トン数 3555トン
■全長 95.70m
■全幅 15.0m
■航海速力 19.6ノット
■旅客定員 550名(夏期)/475名(夏期以外)
■車両搭載能力 8㌧トラック21台/乗用車55台
■就航 2008年(平成20)5月〜就航中
